『Superintelligence』参考

Speed superintelligence
クロックスピードが早い。
人間は200hzのクロックスピードに対して、
一般のコンピューターは2Ghz以上と7桁も違う。
電気生理学における脳の伝達の速さは1秒で100mくらいだが、光ファイバーは1秒に300万キロと光速と等しい。つまり10msの遅延を最低限なものにとどめるには生物的脳は0.1立方メートル、コンピューターは10の17乗平方メートル(小惑星程度)になる。
所要期間
ハード→10年から100年?
バイオ→電脳はハードの後くらいに実現

Collective superintelligence
メガアースと呼ばれる現在の100万倍の人口で構成された巨大なグローバル社会。アインシュタインレベルの巨匠が現在の数人から70万人程度いることが考えられる。現代社会のように個人の結び付きは弱い、もしくは、薬や遺伝子操作でより強固な集団社会を形成している。
所要期間
バイオ→数世紀

Qualitative superintelligence
人間と猿の脳はニューロンの配線が殆ど変わらないが、このような人間の脳は猿にしては質的にスーパーインテリジェンスとなる。これと同じ考えで人間よりも質的に上の知能を言う。
ホモサピエンス全史のホモデウスや、強いAIを質的に改善したものが考えられる。明らかに現代人と知識のレベルの開きがある。
所要期間
ハード→10年から100年?
バイオ→数世代(高速培養、遺伝子操作、選別)〜数十世代(選別のみ)