>>378
AIが普及するにつれ、AIやロボット向きの仕事から置き換えが進むと思われますが、もともと新しい技術の導入に抵抗がなく、高齢化社会が進む日本なら、こうした動きは歓迎されるかもしれません。
一方で、人口の多い国、例えば米国のような国では失業者が増えることを嫌うので、受け入れが進まない可能性もあります。
AIやロボットを受け入れる環境の違いは、そのまま国家の競争力を左右することでしょう。

AIが人間の労働を肩代わりするようになれば、一定額の世帯所得を保障するユニバーサル・ベーシック・インカムも検討されることになるでしょう。
AIやロボットで社会が効率化されれば、人間は必ずしも働かなくていい時代がやってきます。
そこで出てくる問題は、仕事がなくなったことで、人生を生きる意味がなくなってしまう可能性もあるという点です。
働くことによって得られる精神的な生きがいをどうするかは議論すべきポイントです。
ひょっとすると、労働はすべてAIに任せ、人間は哲学や芸術、スポーツなどに励む古代ギリシャのような世界が実現するかもしれません。

こうなると、現在のお金の価値観も変わり、人と人の関係性の価値にも変化が現れるのではないかと思います。
GDPのような国家の価値を計る指標に、家事や子育てといった社会的労働が考慮されるようになる可能性もあります。