夫婦ともに会社員の組み合わせの場合、世帯年金の総額は約8237万円です。
さらに多いのは夫婦ともに公務員の場合で約9451万円と1億円に近づきます。

一方で、人生の選択として生涯シングルを貫く人も増えています。
団塊ジュニアの世代では、おそらく4人に1人程度が生涯独身になるといわれています。
そんな中で、おひとりさまの年金はさらに厳しくなります。
特に非正規社員として働き、国民年金だけに加入している人は1716万円しかありません。
未納期間があれば、ここからさらに減額されることになります。

少しでも年金格差を縮めるためには、働き方を工夫する必要があります。
ポイントは、(1)厚生年金から外れないこと、(2)収入を増やすこと、(3)できるだけ長く働くこと、の3つです。