高い?安い? 1072万円で畑の革命…自動運転トラクターをヤンマー発表
人手不足や経営大規模化に貢献
https://jidounten-lab.com/w_3625

AIとロボットの再会が開く
それぞれの新章
https://www.technologyreview.jp/s/93005/this-is-how-the-robot-uprising-finally-begins/
人工知能(AI)とロボット工学は長らく、近いようで遠い独立した分野として発達してきた。だが、AIとロボット工学を結びつけることで、AIを次の段階へ進め、ロボットによる自動化の新たな扉を開くことになるかもしれない。

ロボット・アームが一風変わった、果てしなく続く作業に取り組んでいる。黄金色に輝く山盛りの鳥の唐揚げの上を動き回って降下したアームは、唐揚げを1つだけ拾い上げた。
アームはその後すぐにぐるっと回り、ベルトコンベアに乗って移動する弁当箱の中に唐揚げをそっと、優しく置く。

サンフランシスコに拠点を置く企業オサロ(Osaro)が開発したこのロボットは、これまでよりもはるかに賢いロボットだ。
ロボットを制御するソフトウェアは、およそ5秒以内に唐揚げを拾い上げて弁当箱の中に配置するよう、ロボットに教え込んだ。平均的な食品加工作業員よりも速いスピードだ。このロボットは年内にも日本の食品工場に導入される見込みだという。

AIが搭載された作業用ロボットによって、より多くの分野の仕事に自動化の影響が及ぶことになるだろう。
AIロボットは、商品の仕分けや解梱、梱包といった作業で人間の代わりを果たすことができる。
雑然とした工場内を動き回ることができれば、AIロボットはさらに多くの製造業の仕事を奪うかもしれない。それは反乱ではないとしても、革命と言えるのかもしれないのだ。
「現在、数多くの実験がされており、人々は多種多様なことをロボットにさせようと試みています」と、ハーバード・ビジネス・スクールで製造業の動向を研究するウィリー・シーは述べる。「反復作業を自動化できる大きな可能性があります」。