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古澤教授「これまでの量子コンピューターをすべてひっくり返すような、まさに『究極の量子コンピューター』になる」

古澤明先生「古典コンピュータの問題点は、一ステップごとにエネルギーをどぶに捨ててることです。膨大なエネルギーを食うわけです。計算するってのに対して。
今はITが地球を滅ぼすっていうような時代になりつつあります。情報爆発してて、クラウドとかやってとにかく恐ろしいことになっています。」

古澤明先生「そのエネルギーたるやものすごい物を使っています。
それに対して、量子コンピュータは1980年ぐらいにカリフォルニア工科大学にいたリチャード・ファインマン先生がエネルギー消費が最小のコンピュータとして考えたのが量子コンピュータです」

古澤明先生「まさに量子コンピュータは地球を救うテクノロジーです。人類はITやめますか?量子コンピュータ開発しますか?という二択なんだと思います。
ワンステップごとにエネルギーを捨てない、そこが量子コンピュータの量子コンピュータたるゆえんです。」

古澤明先生「量子コンピュータって重ね合わせが入力可能なんですけど、普通の計算機の場合0または1なんですよね。
でも、これは0と1の重ね合わせも許すのが量子コンピュータ。そういうことができれば、並列計算がシングルコアでできる、早い話。」

古澤明先生「量子コンピュータの場合は、重ね合わせにすることによって、
けっこう眉唾な説明ですけど、マルチコアにしなくても、シングルコアのままで並列計算ができます。」

古澤明先生「なので、一ステップごとにエネルギーをそんなに食わないってことに加えて、並列計算をシングルコアでできるので、さらにエネルギーを食わないってことで、本当に全然食わないです、普通のコンピュータと比べて」