終わった話を蒸し返すの好きだね>>885

資格で「食える」時代の終焉ー米国ロースクールの現実ー
https://www.ryugaku.com/sakaecolumn/lawschool.html

法のトラブルはインターネットが解決する時代
もともとアメリカは、「交通事故があるとすぐに弁護士が飛んで来て名刺をくれる」っていう笑い話があるくらい、弁護士がたくさんいて、熾烈なクライアント獲得競争が行われています。

ところが、いまやインターネットで解決できることが増えて、企業の法務部も縮小・閉鎖で、弁護士は必要ないんだそうです。
個人のトラブルも、簡単に解決できるWEBサイトがたくさんあって、弁護士に頼まなくてもいいということです。
そのため、超有名なロースクールでないと学生が集まらない、集まっても質が低くBar Examに通らない、通っても就職先がない、という悪循環に陥っています。

昨年は、ウィッティア・ロースクールの卒業生のうちBar Examにパスしたのは4分の1にも満たなかったそうです。
そして128人の卒業生のうち、弁護士の資格が必要とされる仕事に就けたのは45人だったとのこと。
どんどんITの時代になって、人間は苦しいですねぇ。


法科大学院志願者数・入学者数の激減と法科大学院の人気凋落(2016年)弁護士 溝手康史
http://www5a.biglobe.ne.jp/~mizote/ninnkityouraku.htm
資格大国の日本では、資格を持っていても、就職できなければ役に立たない資格が多いが、法曹資格もそのようになりつつある。
テレビドラマとワイドショーの弁護士像と裏腹に、現実の弁護士の不人気振りは目を覆うばかりだ。
現在の状況は15年くらい前から予想されたことであり、予想通りの状況が生まれている。

 簡単にいえば、今の状況の原因は、弁護士の数が増えて弁護士の収入が減り、弁護士の人気が低下した点にある。
かつて、弁護士人気を支えていたのは、高収入、正義の実現などのイメージだった。
かつては、そのイメージは、必ずしも的外れではなかった。
しかし、現在では、上記のイメージは当てはまらない。