理系の人たちの就職先がちょっとおかしいのです。

理系大卒のうち、企業に就職するのはたったの13565人なのです。
高専卒の就職者は、5394人。
医学部の医学試験合格者は、8359人。
合わせて、理系の就職する人は、一年間に27315人しかいません。

理系大卒者の残りの87000人はどういう進路なのか不思議ですが、
4万人くらいが修士課程に進学して科学論文を書いているようです。
理系のうち4万人は就職できずに無職、あるいは非正規雇用ということですね。

もう少し、科学論文の描ける理系学生が増えるように教育が充実しないと理系学生を増やしても意味がないため、
むやみやたらな理系学生拡張はちょっと休憩となりそうです。

ですが、30万人いる文系学生たちはいったいどのくらい大学の勉強が就職先で役に立ってるんでしょうか。
不思議です。