シンギュラリティに近づくことで起きる経済問題は、技術的失業によって労働者への富の分配が機能しなくなっていくということ。
技術革新にうまく対応した企業や資本家は大きな富を得るのに対して、それ以外の人たちは労働を通じて富を得るという手段を失う。
つまりこれは、今、散々世界中で言われている(現在はグローバリズムの影響のほうが大きいが)「格差問題」であり、話し合われるべきは、どうやって再分配を行うかだ。

対して、信用創造くんの銀行云々の話は、資本主義が始まった当初から存在する話で、それが問題なら、なぜ100年以上資本主義は繁栄してきたかという話。
且つ、シンギュラリティとは全く関係ない。

再分配の形や財源、税の形や社会のあり方など考えるべきことはたくさんあるのに、すべての議論を信用創造くんが塞いでいるのが目に余る。