第二の大分岐によって中国が西太平洋地域のヘゲモニー国家になり、日本への経済的な支配が強まる
政治司法行政も徐々に共産党政府の支配下に置かれるようになる
日本国民の中にナショナリズムが復権。米政府が支援する反中派と、支配層の親中派とで内戦状態に陥り、事実上の代理戦争に突入
戦後、第二次冷戦下で日本は分断国家になる
超大国の座から転落したアメリカは大国同士の軍事衝突を避けて地域主義にシフトし、南北米大陸、欧州、アフリカ大陸の権益拡大に注力する
一方、米の影響力を失った日本は中国に完全併呑される
ここに国家としての日本の歴史は終わりを告げ、民族浄化が始まる
時にシンギュラリティを迎えて脳科学にブレイクスルーが起こり、洗脳技術は飛躍的な進歩を遂げる
電脳化による思考の改変は民族の自覚を喪失させ、日本民族は消えてなくなる
国家及び民族が消滅した「日本」は歴史の一部となり、忘れられた存在になる