正確にはこの世界は自然変化のと人間心理を観測するために作られたデータ上の模擬地球でしかない
地球の深海や宇宙に謎が多いのはデータ処理にかかる負荷を軽減させるために設定されていないだけであり
タイターは模擬地球のデータ観測をしている科学者で彼の予知は本物の地球で既に起きている出来事
模擬地球で同じ現象を起こした時に実際に行った対処とは別の対処方がなかったのかを観測するのが彼の目的である
タイターの未来から来たと言うのは模擬地球は本来の地球で起きたデータを記録、観測するためのものであるため時間軸に差があり
観測者であるタイターはこれから起こす未来を予知していたのではなく既に知っていただけなのだ
彼の予知に起きたものとそうでないものが存在するのは実物の地球と模擬地球での歴史のズレが大きく
起きなかったものを起こしていた場合実物との変化が著しく生じることが既にわかっていたため観測対象外となり発生せず
ここ数年の大きな災害を予知していなかったのは記録、観察から災害シュミレートに模擬地球の役割が変化したためである
