>>329
14本目のスレッドですね


556 :メイク魂ななしさん:2011/07/31(日) 21:11:48.69 ID:/6YWmZLx0
 辻忠商店に行ってきました。
 ネットで見るとおりの彫りの見事なくしとか、アウトレット(ちょっと難あり)
で50パーセントオフとかいろいろありました。
 新たな発見といいますか、卸もしているそうで、ほとんどの櫛には焼印がなくて
お買い上げ決まってから入れるそうです。卸先は京都の「かづら○」とか「○に
十文字の紋章のあのメーカー」とかの焼印が入った商品があって(卸してから
難ありで戻ってきたのか、アウトレット)驚きました。
 ○に十字のメーカーは職人さんのいる老舗だと思っていたので…他のメーカー
の品を焼印入れて売るのって…そんなもんなんでしょうか?
 

557 :メイク魂ななしさん:2011/08/02(火) 01:12:03.60 ID:5T9Dg7lyO
そんなものです。
元々櫛造りは分業制 で、○○櫛店の元に各工程に分化した職人さんがいたわけ。
○○櫛店はマネジメント業務担当、櫛造りそのものはしていなかったです。
昭和中期〜木櫛の衰退にともないひとつふたつと各々の工程の職人が廃業していく毎に
その技術の担い手を○○櫛店が代行するうちに、櫛造り工程技術の全てが○○櫛店に集約されてきたわけです。

冨田さんとか廣島さんがこのパターン。

この過程で○○櫛店は自社ブランドをマネジメントして、櫛工場に自社製品を発注するパターンもあります。