やがて2020年初頭にKADOKAWAの社長や理事長は、大量の報奨金を出しているのに人が去っていくのは、なにか原因があるに違いないと
本来の元凶けものフレンズにおける降板騒動に始まる一連の不祥事をそっちのけで、粗探ししたんですね。

そこで目を付けたのが病気です。ちょうどコロナウイルスの流行期が迫っていて中国で怖い疫病が生まれたぞ、武漢って街がやばいぞなんていう話が飛び交っていた頃に
ある程度頭のいい人達がエボラやSARSを引き合いにして、そうか、人が離れていくのは病人のせいだ≠ニ言いだしたのです。
そこでKADOKAWA傘下の諸々の企業で一斉に病人の隔離が行われたんです。若手から年配の社員がみんな挙動がおかしいとか持病を持っているとかで疑惑をかけた社員を車で追いかけて捕まえて
僻地に連れ込んでバンバンバンバンその人の家族もろとも隔離してしまうんですよ。これが全国の傘下企業で行われたために、KADOKAWAは全国一の健康な企業としてちやほやされ、コロナ渦でも緊急事態宣言が続いた後も営業出来たんです。

しかし、そういう人が追い出されたら次は何が起きたか?ベテランや才能のある人も隔離されたために全体のスケジュール管理がずさんになり社員への指導力も低下していきました。
それがアニメは勿論出版社でも次々と起きたために更なる企業体質と多くの離反者を招きました。

これはまずいと思った偉い人達は、6月以降からどんどん隔離した有能な病人達を謝罪して送還したんですよ。