太陽光発電のコストは原子力発電よりも大幅に安い、一体なぜこうなったのか?
http://business.newsln.jp/news/201608272133020000.html

欧米各国による再生エネルギーブーム(皮肉なことにその契機を作ったのは
日本で起きた原発事故)により、太陽光パネルの生産コストは急速に値下がりをし、

現在では、太陽光発電に適した条件を持つ国では既に、
原子力発電のコストを大幅に下回るにまで低下しているのである。

2011年に福島第一原子力発電所事故が起きた際には、日本だけでなく欧米諸国でも、
原子力発電の是非が問われる結果となった。

しかし、皮肉なことに、あれほど甚大な被害が生じたのにも関わらず、

原発全廃を決めたのはドイツで、日本は結局、原発廃止は行わなかった。

その後、生じた太陽光パネルの大幅な価格下落という状況を踏まえた上で、
この両者の決定をもう一度振り返ると、

明らかに日本人は、政策決定上の大きな失敗をしてしまった可能性が強いと言えるかもしれない。