県林業研究所:木質ペレットで冷暖房 CO2年80%削減 /三重
http://mainichi.jp/area/mie/news/20120328ddlk24040299000c.html

二酸化炭素(CO2)排出量削減のため、県林業研究所(津市白山町二本木)は、木質ペレットを燃料とす
る空調設備を導入した。木質ペレットを利用するストーブは一般家庭などで導入されているが、冷房もで
きる大規模設備の導入は県内で初めてといい、CO2の年間排出量は現行の約17%に大幅削減される。
 同研究所は現在、灯油を燃料に冷暖房を行っており、うち約95%を新設備で賄うという。この結果、CO2
の年間排出量は現在の12・73トンから2・17トンになるという。冷暖房の際、使用量は灯油1リットルに対し、
木質ペレットは2キロが必要で、価格は灯油が1リットル約80円に対し、木質ペレットは1キロ約40円のため
経費はほぼ同じだという。