>>30
論文とかで引用される性質の書籍を紙版(A)と電子版(A’)と同時に出す場合に困ると思う。
たとえばAを読んだ研究者が自分の論文Bから「Aの何ページ」と指定して引用したとき、
Bを読む読者が電子版A’しか持っていないとき、どこを開いていいのか分らない。

つまり、AないしA’の作者が「そこそこ細かく論理目次を設定しとけば「第何章の何項」って出来る」としても
自著を引用してくれるBが「第何章の何項」と引いてくれないかぎり意味がないと思うんだ。

そうなると「論文とかで引用される性質の書籍」を電子版も出す以上、ページリストを入れるしか対策がないとおもう。