今更だが>>226の洞察は一部正しい
ただ基礎を知らんから変なことも言ってるな

自然選択がかからなければ自然選択によって発達した形質は劣化あるいは縮小していくだろう
ここまでは概ね正しい予想だ
でも、ある環境(たとえば今の人類)自然選択がかかるかかからないかってのは形質ごとで変わってくるわけだ
たとえば今の人類は、
医学の発展で以前は死んでいたような一部の遺伝病患者も生き延びて子孫を残せる
その意味でその遺伝病に関する形質に自然選択はかかっていないけれども
当然ながら今でも生まれてすら来れないような遺伝病はあって
その形質に関しては自然選択がかかっている

そういう意味でそもそも「退化」という言葉は「生物種」には今では使わないわけだね
〇人類のビタミンC合成能力は退化した
×人類は退化した
そこらへん誤解してたようだね

ある生物種に対する自然選択ってのは
かかっている/いないといった、1/0で考えるものじゃなくて
形質ごとに多角的に考えなければならない
現代の人類に自然選択が機能していないと言いきってしまうのは論外

ほかにも、そもそも縮小・劣化が
「維持する自然選択がなくなったから」ではなく
「縮小させる自然選択が働いているから」というケースもあるという
>>209の指摘も、「劣化」を扱うならばきちんと把握しておかなければいけない基礎事項

>>226は地頭は良さそうだから
古い人のカビの生えた知見と脳内だけで話を進めないで
ちゃんと勉強して頑張ってほしいところだね