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ダーウィンの進化論が崩壊 :
かつてない大規模な生物種の遺伝子検査により
「ヒトを含む地球の生物種の90%以上は、地上に現れたのがこの20万年以内」
だと結論される。つまり、ほぼすべての生物は「進化してきていない」

2018年6月7日

かつてない生物種の遺伝子大調査が開始された時に、そこから、このような結果が出てくることを誰が想像しただろうか?
いや、そもそも、このような大規模な遺伝子の解析が実際に行われるということさえ想像されたことがあるだろうか?
実際に行われたのは「 DNA バーコード(DNA barcodes)」の全調査プロジェクト、というものだ。
これは、アメリカ政府が運営する遺伝子データバンク(GenBank)にある、世界中から数百人の科学者たちによって集められた
10万種の生物種の DNA と、500万の遺伝子断片である DNA バーコードと呼ばれるマーカーが徹底的に調べ尽くされたのだ。
それを行い、その「結果」を報告したのは、
米ニューヨーク・ロックフェラー大学のマーク・ストークル(Mark Stoeckle)氏と、
スイス・バーゼル大学のデビッド・タラー(David Thaler)氏であり、
共同でその内容が発表された。
ストークル氏は、地球上に住む 76億人のヒトも、
5億羽生息しているスズメも、あるいは、10万羽生息しているシギたちも、
その遺伝的多様性は「ほぼ同じくらいなのです」と AFP に語った。
この研究の最も驚くべき結果は、人間を含む現在地球上に存在する生命種のうちの
10種のうち 9種が 10万〜 20万年前に出現したことが明らかになったことだろう。
「この結論は非常に驚くべきことであり、この問題に対し、私は可能な限り、非常に厳しく自分自身で反論を試みました」
とデビッド・タラー氏は AFP に語った。
このタラー氏の自分自身の研究結果に対して反論する態度という反応は理解できる。
何しろ、この調査によれば、この地球上にいる生物種の 90%は
「ほぼ同じ頃に地球に現れた」ことになるのだ。