東日本大震災後の防災について纏めてみましょう。

@東日本大震災においては社会が自動車社会に移行していたため、車両による退避が必要という教訓を得ました。
 ⇒これには車両による退避訓練を行います。
A津波対策として、(1)高台への移転 
         (2)防潮堤の強化 
         (3)堀(運河)の建造
         (4)松林(防潮林)の造営
が検討されます。
※(3)堀(運河)の造営については、塩釜湾と押砂川を結ぶ貞山運河がその例として挙げられます。東日本大震災において塩釜湾から流入した津波は、
貞山運河に入り、多賀城市笠神地区には流入しなかったようです。仙台塩釜港の南には七北田川が流れていますが、仙台塩釜港と七北田川を運河で結び、
押し寄せてくる津波を七北田川の方に流してしまうということも考えられます。

http://www.youtube.com/watch?v=4UjI1YP8aTs&;feature=related
(宮城県多賀城市・貞山運河を流れる津波・多賀城市笠神、県道23号線に掛かる陸橋から撮影、
 運河の中を激しく津波が流れていますが両脇は無事で、自転車に乗っている人も見えます。)