これもSTM32限定の話ではないですけど、単電源のA/Dコンバータの場合、ゲインエラーは補正できても、
端っこのオフセットエラーは(外部回路をふくめて)どうしようもないことがあるので、あてにしないことも必要だと思う。

直線性についてはときどき「実際の入力電圧とA/D値をプロットしたけど直線性に問題がなかった」みたいな話もあるけど、
100ポイントぐらいのプロットでわかるようなのは問題の一部でしかない。12ビットのA/Dを評価するなら、14ビット以上で
なおかつ相当に直線性の良い電圧源が要る。
実際にはそういうのは簡単でもないので、データシートをよりどころにすることになるだろう。

どのチップのA/Dが良いとか良くないとかの話をするのなら、せめてデータシートの数字は出してこないといけないと思う。
(Arduinoの人をクサすのに「データシートも見ない」って話があったぐらい。クサす人なら自らは模範を示そう)