>>366
せっかくこう書いてあるから、とりあえず仕様書の通りにやってみたいなぁ…

17.3 バスラインの配線パターン
一般にバスラインへの、またはバスラインからの干渉やクロストークが最小になるような配線が必要です。
並列デバイスのインピーダンスが比較的高いため、バスラインは“H”レベル時にクロストークや干渉を最も受けやすくなります。
PCBまたはリボンケーブル上のバスラインの長さが10cmを超え、かつVDSやVSSラインが含まれている場合には 、以下のような配線パターンにする必要があります。

VSSラインのみが含まれている場合には、以下の配線パターンになります。

これらの配線パターンでは、SDAおよびSCLの容量性負荷が同一となります。
VSSまたはVSSレイヤーを持つPCBが使われている場合は、 VSSおよびVDDラインを省略することができます。
バスラインがツイスト線である場合には、各バスラインに必ずVSSリターンをツイストする必要があります。
あるいは、その代わりに、SCL ラインにVSSリターン、SDAラインにVDDリターンをツイストしてもかまいません。
後者の場合には、ツイスト線の両端で VSSラインとVDDラインを切り離すためにコンデンサが必要になります。

バスラインがシールド付きの場合(VSSにシールド接続されている場 合)は、干渉を最小に抑えることができます。
しかし、クロストークを最小に抑えるために、SDAラインとSCLラインの間でシールド付きケーブルに低容量のカップリングコンデンサを付けておく必要があります。