>>156
考え方の違い。
「国によっても」とすぐにレッテル貼って理解したつもりになる人も少なくないが
日本の国内だって、考え方の違いがあるおかげで豊かな流通ができている。

わかってる人には当たり前だけど、製品でも商売でも不良率を少し下げるのにとても
お金がかかる。一段下げるごとにどんどんお金がかかるようになる。
当然だけどそれは商品の価格に反映されたり、他の部分の何かで補われている。
逆にいえば、ある程度の不良は返品交換で対応することを前提にしていれば、価格は
うんと下げられる。
高くても不良率が低いもの、不良率が高いけど安いもの、客が選べるならそれはいいこと。


たとえば、古いスタイルのパーツ屋ってすべての部品が店主の目の届く範囲にしかなかった。
丁寧に管理されて、不届きな客が間違ったケースに部品を戻すリスクも低かった。
俺の地域の部品屋も、昔はダイオード1個でさえ、店員さんにお願いして、ガラスのケースから
出してもらってたよ。当然当時の貨幣価値を考えれば高い値段だった。
今どきのパーツ屋は客が自分でピックアップしたり戻したりしている。
間違って戻されたもののせいで、たまに悔しい思いをすることはあるけど、
古いスタイルと比べると、客はそれ以上のメリットを得ているでしょ?