>>340,343
・熱を奪われてからの応答が遅い
 実はPX-501/601ではこて先の蓄熱部という広範囲に位置するヒーターエレメントの抵抗値(正の温度係数)から温度を予測しているため,
 温度勾配が大きい(温度を奪われた)時には温度の高いエリアの高い抵抗が支配的になってしまい奪われた熱量を低く見積もってしまう
 またワット数が高いので電源投入直後の立ち上がりは良いが,設定温度に近付くと上昇がもたついたり温度がフラついたりする

 FX-600/601の場合は(ヒーターエレメントとは別に)先端部の狭いエリアに測温エレメントを設けているので比較的応答が良い
 電源投入後の温度の上昇も綺麗な特性

https://pbs.twimg.com/media/Dh0vzirU0AA-hoS.jpg (ヒーターの構造 頑張って透かしたけど見難くて済まぬ)

・温度が合わない
 PX-501/601ではキャリブレーションしても温度設定を変えれば目盛りとずれる
 (300℃でキャリブレーション取って350℃に設定すると370℃ぐらいになる)

 FX-600/601の場合はキャリブレーションせずとも実用域ではかなり近い値が出る
 購入時点で焼きが入ってるので校正もしてるっぽい

PX-501/601とFX-600/601はそれぞれサンプル数5ですが,FX-600/601は発売直後の個体・PX-501/601は恐らく10年近く前の個体なので,
設計変更でまともになっている可能性はあります (目盛りとのずれとか)
それでもヒーター・センサーの構造という根本は変わっていない(補修部品が同じ)ので,現行品でもFX-600/601に分があると思います

>>351
個人的には結構なロングセラーになると思う (あの値段でこれ以上の性能ってあまり想像付かないし…)

>>359
トランス入れれば絶縁は向上するしコードもしなやかにできるけど価格もかなり上がるので,FX-888系はそこを格好良いこて台とかプレミアムな雰囲気でうまく誤魔k(ry…
あと888(アナログ)は見た目が最高に好きだった