>>778
直交型のプリンターは大きく2種類(マイナーな方式は省略)
1 https://icdn5.digitaltrends.com/image/ultimaker-2-axis-1500x1000.jpg?ver=1
エクストルーダーが十字で支えられていてXYの両方向に動きベッドが下がることでZ方向を実現しているもの
2 https://gloimg.gbtcdn.com/gb/pdm-product-pic/Electronic/2017/05/03/goods-img/1513220315677766641.jpg
エクストルーダーがX方向に動き、Y方向はベッドの移動で実現、Z方向はエクストルーダーと周辺パーツを上下

1の場合は造形物が揺れないから、垂直に立ってる棒を印刷可能
その代わりに箱型になりフレーム重量も重くなるから値段も高め
2の場合はコストダウン可能でフレームパーツも少なくて済む
その代わりにベッド移動に伴う振動で造形物が倒れたり本体フレームが揺れたりする
高さのある造形は不利

精度だけの話なら1の方が有利(ただし、まともに製造されている場合に限る)
2は安くてそこそこ(機種やメーカーに大きく依存、当たりはずれが激しい、販売競争もここが主戦場)

もし高さの低い物だけ印刷するなら2の方式でも悪くないし、高さのあるものならサポートをがっちり付ければ造形物が揺れることもない
ただし、造形物の重量によってベッドを支えているバネが揺すられるので不利になる
1の方式でもすべてのメカが全く揺れないということはないが、フレームさえしっかりしていれば有利な条件になる

1の方式でも2の方式でも外れではない機種ならM3のボルトとナットが機能する程度には印刷は可能
但し、長いM3のボルトは2の方式では印刷が非常に困難と思う
20mmの長さなら作れても100mmは難しいと思うよ