事故例とか確率とか効果は別として、たとえばマシニングセンタという切削の工作機がある。
コレも電気事故や工作中の摩擦発火で確率的には出火する要因が皆無ではないから
200万くらいの自動消火装置を施してるんだわな。
消火装置を働かせても4500万の機械は出火して全損廃棄だから炎上や延焼で事業所を焼失させない保険。
だから工作には3Dシミュレータで徹底的に干渉や行程をシミュレートしてNCプログラムを何度も精査する。
なので最大限の努力が基準にあるから消火装置をケチって付けない顧客も2割ぐらいはいる。
それでも機械ようの損傷焼失の損害保険と事業所の火災保険に消火装置レベルの保険料は払ってる。
リスク管理には限度がない、可能性を考えたら無限大のリスクと対策になるし
腹括って焼けたら焼けただと思い切れば何も必要ないし目の前で造形終了を見届ける数時間以内の工作以外を
しない自主規制も効果としては絶対的に優位な対策。
機材の上に炎上関知の破裂で消化する液体消化剤をおくだけだって安心感は400倍ある。
毎日留守中や就寝時の火災に怯えるか、あえて火災保険と生命保険とで老朽住宅と高齢女房を焼き払うか
選択の自由は無限だ。