「Woman Torso Sculpt **Nudity**」をメタルフィラメントでプリントしてみた。
http://www.11moon.com/m200/Woman_Torso/VR2/Woman_Body2.html

HTML5のVRになっているので、画面をドラッグすると回る。
shiftとoptionでズーム、ダブルクリックでフルスクリーン。

プリント条件は、プリンターはm200(自作)、スライサーはSimplify3D、ファームウエアはRepetier、
フィラメントはColorFabbのBrassFill(PLA/PHAベース)、ノズルは0.25mm、ノズルカバーなし、プリント線幅0.26mm、 積層厚0.13mm、
射出量は普通、 リトラクション距離は0.30mm、層数は上5下4シェル3、スカート10周、 インフィル30%、
サポートなし、温度は190度、 プリント速度は1200mm/min、jerk15、加速度1600mm/sec^2、
外周等では80%に減速、 といった感じで普通の設定。
プリントサイズはオリジナルの15%。プリント時間は約2時間。 磨き時間はハンドグラインダーで30分。

ColorFabbのメタルフィラメントは金属粉がたくさん入っていて、しかも0.20〜0.25mmのノズルでも安定してプリントできる。
比較的高価で、重く、反りはほとんどない。
後処理(磨き)が必要というのは難点だが、宝飾品は量産品でも全部磨いているので仕方がない。
サンドブラストやミルを使うとある程度効率化できるが、最低限の手作業は必要。
磨けば磨くほど金属感が出るが、やりすぎると細部が丸まってオリジナルの形が失われる。
積層痕をある程度残したほうが味があっていいだろう。