トランスの結合係数が十分1に近いなら、電磁誘導とか忘れて
一時側にLR並列回路がついていて、理想トランスで二次側に出力されると思って良い。

一時側にあるL,Rの等価的な値は、巻き線比が1:kなら、二次側のLやRの1/k^2。
遮断周波数ω=R/L となり、Lを大きくするか、Rを小さくすると低域まで伸びる。

実際は、1次側から見たLは2次巻線数と無関係で、2次側のLが巻線数の二乗に比例してるので、
巻線比は1次側の等価Rを変化させるだけと理解してもよい。