両方とも1Aが定格である場合、最初に電流が流れ始めたパワーサプライが1Aに達したら
それ以上は流れず、あとは休んていた方が供給を始める。という説があります。

この説が成立するためには、パワーサプライの特性が(1)のようなものでないといけません。

でも現実のパワーサプライは(2)のように定格を超えてもすっと落ちないものとか
(※の領域では、寿命が短くなる、出力が不安定になる、リップルが大きくなる)
(3)のようなフの字特性のものがほとんどです。

フの字特性の場合、最初に電流が流れ始めた方が限界点を超えたら保護回路の働きで電圧を一気に0Vに近いところまで
落とします。その時点で負荷が変わっていなければ、ダイオードで並列接続されているもう一方から、その限界点近い
電流が供給されようとするわけですが、こちらもフの字特性なら、保護回路の働きで電圧が落ちます。