ワークステーションやサーバ向けに開発されたRISC CPUの多くが
汎用レジスタ数が32本、そのうち1本はゼロレジスタ
CPU設計の専門家がいろいろ検討した結果がこれ
だからいろいろな理由があるのだろう
CPU設計の素人の我々が考えてもしょうがない

ARMはもともと16bit長の命令のThumbが出てからモバイルで普及したCPU
価格面から16bitのメモリバスを扱えなかったモバイル機器で普及した
だから32bitのARMの命令セットはモバイル向けに特化する形で拡張されてきた

しかし、Cortex-A15からARMはサーバ向けも意識するようになり
4GB以上のメモリも扱えるように
Large Physical Address Extension (LPAE)が実装されるようになった
64bitのARMは主にスマホ、タブレット向けだが
サーバ向でも通用するように設計されたから
ARMv8-Aのようなアーキテクチャになった

32bitARM → モバイル向け、小規模な組み込み向け
64bitARM → スマホ、タブレット、サーバ、スパコン向け
もともと想定されてる用途が違う


こんな記事も出てきてる。
SVEは64bit命令でのみサポートされる新しいベクトル命令

ARMの新ベクトル命令「SVE」、ポスト京に採用へ
http://eetimes.jp/ee/articles/1608/25/news036.html