>>137
MIPS性能比では同じだがパソコンの性能とミニコンの性能は同じではない。
1MIPS程度でも磁気テープバックアップが出来てハードディスク搭載しteratermに繋がった
30台以上の端末を遅延なく同時使用出来てハードウエアレベルでホットプラグ可能で
稼動状態中でも電源落とさずにボード部品交換可能だったミニコンと
ソフトもなくフロッピーでシングルタスクのDOSしか動かないパソコンとでは大きく違いがあるのだが。
パソコンは衝撃的というよりも趣味の愛好者の期待が大きかっただろうが
ホストの人たちはパソコンは馬鹿にしていた例が多い。それが後のダウンサイジングの流れで淘汰される結果となる。

昔のホストは64KB程度のメモリであってもFPU専用回路とハードディスクは搭載していたので
仮想化も含めればパソコンと同じ性能と思ってはいけない。

パソコン分野がソフトウエア分野で遅れた原因の一つは為替の問題があるだろう。
当時米国で販売された8bit用Cコンパイラが現地価格100$(1万円)なのに国内輸入されると
4万円に跳ね上がる。輸出企業優遇しすぎた為替が原因。
結果BASICが一般化しC言語のリテラシが低下する。MC68K以前の問題。