送信専用管をオーディオアンプ終段に使うケースが増えたな。
あきれたのは、定格に関する考え方がいい加減というのが多いこと。

知っている人は知っているが、送信専用管は受信管と違い、スイングによる電圧変化を含めてG2電圧<P電圧で使うように作られていることが多い。
この場合、P電圧≦G2電圧となると、G2電流が急増してG2がおしゃかになってしまう。
したがって、P電圧≒G2電圧の五接・三接・ULで使う場合は、無信号時〜フルスイングでG2定格がオーバーしないか十分吟味する必要がある。
(以下略