◆【モータ】電力・電気機械の質問・雑談8【発電機】
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
ベクトル制御の本にありがちなのだが、モータのエネルギー保存則書いてない本多くね?
別に制御に関係ないのかもしれないが、高効率制御を唄ってるくせに電力の話全くないとかありえんわ。 エネルギー保存則なんて作れるわけないだろ
モーターにおける高効率ってのは入力した電力と機械出力の比のことだぞ
それ以外は銅損と鉄損になるんだから測れるわけないじゃん
漏れ磁束はいくつか機械出力はいくつか
機械損失はいくつか熱になる量はいくつか
電圧と電流はいくらか※1供給される電力の力率はいくつか
モーターのエネルギー保存則を考えるならこれらすべてを
完璧に定義しなきゃならない
しかも物によっては磁石の熱耐性についても考慮しなきゃダメだ
考慮する項目が3つ多くて4つまでならなんとかなっても
5個も6個も項目を考えなければダメな物体のエネルギー保存則なんて
誤差だらけでゴミしか出来ねえわ
そもそもの話じゃ物理学的にはいつ爆発しても
おかしくないほどの高エネルギーがモーターに集中するらしいじゃん?
それでも成り立っちまうおかしなところだらけの物体に
物理法則なんて成り立つと本気で思ってるの?
※1(モーターは外見上オームの法則が成り立たないため比較するなら決めなければならない) >>872
機械出力/電気入力の比が高い=高効率
=鉄損・銅損共に低いのに出力がデカい 実はモーターの鉄損銅損は測定出来ないため概算になる
(回転していなければ発生しない値だし、測定したくても
回転をしているものを測定出来ないから概算を使う)
おおよその鉄損銅損は計算できるから目安で計算しておく
そのあと、モーターの測定を行って、いくつかのグラフを書く
そのグラフから鉄損と銅損の実測値を読み取る
計算した値と比較して実測値を採用する
こうやってモーターは効率が決められる
まあ、大量生産とかだと一々してられないから
誤差の範囲内に入るように作るんだけどね
機械がコイルを巻いてもリアクタンスが
変化するのが厄介なことなんだけども… ちなみに同期発電機は15種類はグラフを描かないと特性がハッキリしないよ(遠い目) >>872
計れるっての
ただ筆者の力量不足なだけ
モータは電気回路なのに力率が登場しないのがよい証拠 >>876
大きな電動機の実負荷試験なんて出来るかよ
すべて計算
定格決めるんだって断熱して温度上昇推定して計算 >>878
そういう話ではない
モータの理論がまだ完結してないと言ってるんだけど 最近の磁気回路計算と数値解析は素晴らしくよく合うぞ
合わないの理論が悪いのじゃなくモデル化が悪い >>880
だからそういうのじゃなくて基本となるモータの基礎理論が不十分だといってるんだが‥
FEM解析の結果は疑ってない 何と戦ってるのかわからん
電気の基礎理論なんて18世紀に完成されていると思うが >>882
電磁気の基礎ではなくモータの基礎理論が間違えているといっている 2回ほど短い停電が続いたら漏電ブレーカーの感度が良くなっちゃったみたいで
小さいブレーカー全部オフにしておいても漏電ブレーカーが落ちちゃうようになりました
台風だし夜だしで電気屋さん来てくれない
電気工作好きで多少知識あるのでメインブレーカー落として叩いたりいじってて
漏電ブレーカーからでて銅版にネジ止めしてある配線外したらブレーカー落ちなくなりました
この臨時対処は正しいですか 感度が良くなったんじゃなく漏れ出したのではないのかね ぐぐって調べました、銅版に付けてある配線は中性線欠相保護用なんですね元に戻しました
するとまた漏電ブレーカーが落ちたので家のコンセント全部抜き一つ一つ調べました
流し台上の蛍光灯に付属のコンセントが原因でした
素人は怖いですね、勉強になりました あれからまた2度落ちました、仕事にならず困りました
今日電気屋さんが来てくれました、漏電ブレーカーが悪いとの事で分電盤ごと交換してもらいました
通電してる電線をちゅうちょなく引っこ抜く、プロの仕事は速くてカッコいいですね 本当のプロであれば通電中の電線を躊躇なく引っこ抜くようなことはしない >>879
あのさぁ、電気の理論が通用しないことがあるんだから
モーターの理論なんて完成するわけないだろ
電気の理論があてにならないんだから、基盤になる理論がないってことだぞ
つまりは、実測をしなきゃ理論なんて作り出せねえだろうが
あんな高速回転をしてるモーターの電流値やら
磁界の強さなんて測定出来るわけねえんだから、
一生完成なんて無理なんだっつーの >>873
んで?
漏れる分が正確に測定出来ないから
エネルギー保存則を完成させられないんだけど?
>>876
お前マジか
どうやってエネルギー保存則を完成させてるのか教えて >>873をよく見たらID同じだったワロタ
>>890
ブレーカーが落ちるってことは漏電してるに
決まってんじゃねえか危ねえな >>898
漏電してるとは限らない
今回は漏電してないパターン 質問です。
参考書によれば、揚水発電所の発電電動機の起動方法において
半電圧起動方式は(設備が簡素で済むという長所があるものの)
大規模な揚水発電所には「適さない」、らしいのですが
なぜ不適切だという判断になるのか、どなたか理由はご存知でしょうか・・・
検索してみましたが古い資料では広く採用されている、などと表現されていて
(半電圧起動方式が)はやらなくなった理由に到達できませんでした・・・
要約します、半電圧起動方式が大規模な場合に適さない理由をお教えください。 すみません 見つかりました
>系統に与える影響が大きいので、電圧変動に対する要求が厳しくなったそれ以降では、
>新規には用いられなくなった。 別件でも質問です・・・
単三3本でまわるターンテーブルにIC組み込みました。
モーター回さないときは期待通りに動いてくれてたんですが
肝心のモーターを回すとブラシのノイズなのか
リセットICが誤動作しまくるようになってしまいました・・・
低コスト・少部品でモーターのノイズ削減の方法はどういうやり方がポピュラーでしょうか・・・
モーター//コンデンサ という接続ぐらいしか 私は思いつきませんでした・・・
それとも、右図のように抵抗も添えた方がいいのでしょうか??
電力関係の質問の後で単三が出てきたから単相三線のことかと思った >>902
抵抗なしでまずやってみて。とりあえずは0.1uF
それと、リセットICが誤動作してるんじゃなくて、たぶん電源電圧が実際に下がっちゃってる
のではないかと思うよ。
まずはオシロで波形見てみ? >>904
どもっす。 こんな感じでした。
VCC(かモータの電線だったか
忘れました):黄色。リセット信号発生のときに
まいかい、その直前から乱れてました…これが
原因だろうと思い>>902の質問に至りました。
リセット信号:緑、ローアクティブ
お昼に試したときはモータに4.7nFパラに入れたら収まりました。。。
あとはあれです、
VRで回転速度が変えられるのですが
低速にするとリセット間隔が伸びていたので
これはブラシのノイズなんだろうなぁ、と。 >>902で、抵抗を加えるのかなぁ、と迷ったのは、
電気関連の本棚の青い表紙のイトケンシリーズのノイズの話という本を
昔本屋で立ち読み/斜め読みしたときに、ノイズ対策は
抵抗分でエネルギーを吸収してやらなきゃアカン、てな
ニュアンスの文章を読んだようなあやふやな記憶によるものです・・・
結局その本は買ってませんサーセン 質問です。
揚水発電所におけるポンプ水車発電電動機の、
揚水時の始動方式(のひとつ)に「サイリスタ始動方式」が、ありますが、
機能的な面からはこれは可変速揚水発電システムにおけるサイクロコンバータそのものである気がするのですが
両者が一致しないケースもあるのでしょうか??
質問を要約します。
サイリスタ始動方式は、サイクロコンバータ以外にも存在しますか? サイリスタ始動はブラシレスモータに近い
ゼロから同期速度まで加速しなければならないのでサイリスタインバータが多いと思う 質問です。
具盾木数値までは問いませんので傾向で構いません、リラックマってリラクタンス大きいんですか?小さいんですか?(^p^) しつもんです。
誘導電動機は、「同じ交流電動機である同期電動機と比較して脱調することがない」 って
教科書には書いてありますがまじですか?
マブチモーターみたいなサイズのちっちゃい誘導電動機を作って、
それをアーノルドシュワルツェネッガーみたいなマッチョマンが無理やり回しても
脱調させられないんですか? にわかには、しんじられません! どうしてですか?! 脱調は同期外れのことだった気がするので
そもそも同期してない誘導機に脱調という言葉を使うのは適切なのだろうか すみません、コピペ元は教科書じゃなくてwikipediaでした!
(普通に考えれば、エンジンブレーキ時などの)停動トルク以上の負荷に晒されれば
回っちゃいますよねぇ・・・ 脱調しないとか正直、信じられません!! (電気機器学 電気学会 オーム社 1995、九刷 P112より抜粋)
# 同期機では同期速度で運転することを前提にしている。したがって、
# 電気子巻き線によって作られる回転磁界と界磁極との間に相対運動はない。
# しかし、外乱によって、同期速度を中心に、回転角速度に位相変動が誘起されることがある。
# この位相変動が同期機固有の復原力と相互に作用して、位相角振動を起こす。
# 条件によっては、振動が増大する不安定状態になり、同期速度からはずれて運転できなくなることも起こり得る。
# これを脱調(pull out)という。
なるほど! 誘導電動機なら停動トルクを超える負荷に晒されても
逆回転する軸にトルクを加え抗い続けることが可能なんでしょうねぇ・・・ お騒がせしました!! >>915
3相誘導電動機ならそうだけど
単相誘導電動機の場合はそんな単純でもないよ。 >>915
それ制動機領域
逆相制動のときそうなる
吸収したエネルギーはすべて回転子で熱になるので大変なことになる さっそく制動機領域なる用語をググったら技術評論社の
>最新小型モータが一番わかる --基本からACモータの活用まで--
ってほんのサンプルが出てきて電池側に充電されて回生制動としてふるまうような文面みたいだけど
「回転子で熱になる」というのはどこソースの議論でしょうか・・・ s<0が回生でs>1が制動というかプラッギングだと思ってたんだが >>919
誘導機は古典だから古典的文献挙げとく
後藤文雄「電機概論」p.170, 1959, 丸善
>>920
その理解で合ってます
逆相分と正相分との間で電力は発生しないから電力は回生されない 回転磁場が回そうとする方向に、回転磁場よりも速く電気子を回せば滑りがマイナスで回生成分が生じうる、
回転磁場が回そうとする逆方向に電気子を回せば滑りが1以上(逆相制動)
電気工学ハンドブックP.735によると、
「逆相制動では青銅エネルギーは二次回路中で熱となるため、二次外部抵抗によってコイル内の発熱・トルク・電流を制限することができる巻き線型電動機の場合に多く採用されている」そうです、
ありがとうございました。 物体が持つ運動エネルギーを減少させることによって機械を制動する訳だが
そのエネルギーをただ熱に変えて捨ててしまうのは勿体無いよな
そのエネルギーで発電蓄電とかして有効再利用したいよね
サイクル効率は1未満だからどんなに手を尽くそうがいずれ必ず全て熱になってしまうけど 二次外部抵抗をインバータに置き換えて、逆相制動における電力回生ってできないのかな 素直にインバータドライブでよくね?
(逆相制動じゃなく発電制動) プロは制動時にエアーコンプレッサー回して
空気を溜め、エアコン代わりに室内に噴射 >>927
冬は圧縮、夏は膨張で暖気や冷気を車内に取り込むのですね。
電気いらずの機械的な機構のみで実現できますね。 >>897
コイルにたまった無効電力から削り取るしかないわな 質問です。
解き方教えて下しあ!!><;
>問2 図は三相星形接続の円筒型同期発電機のフェーザ図である。
>この図を参照して次の問いに答えよ
>(1)E[V]、V[V]、δ[rad]、Xs[Ω]を用いて、発電機出力P[kW]を表す式を導出過程を含めて示せ
1相分
P=VIcosφ
cosφ=(図の一番右の破線の長さ)/Xsi
(図の一番右の破線の長さ)=E sinδ
これらを組み合わせれば出るんじゃね? >>931
補足
Eドット:無負荷誘導起電力(相電圧)
Vドット:端子電圧(相電圧)
Iドット:電気子電流
Xs:同期リアクタンス
δ:内部相差角
φ:力率角
E,V,I:各フェーザの大きさ
>>932
図に書き込むとどんな感じですか? >>933
数学というより電気回路の図式計算法
>>934
その補足は常識
図に書き込むって何を?残念ながらウチの環境では図を描くこともアップすることもできない
第2式がちょっと違ってた Xsi → Xs\dot{I}
あとは式が表しているものが図のどの長さになるのか考えればわかるだろう >あとは式が表しているものが図のどの長さになるのか考えればわかるだろう
わかりません(^p^) ・・・明日じっくり考えさせていただきますm(_ _;)m この平行四辺形の面積が仕事率[W]だ、という理解でよろしいでしょうか ? !
昔のPC88かPC98をばらした時のAC冷却ファンを使ってるけど
回転数落として使うには、可変抵抗かますんじゃダメなの?
やはり周波数おとさないと全くダメ? >>938
DCファンじゃなくてACファンを98が載せてたの?まじで?(ビックリ >>894
せんせい! 本当のプロが
ブレーカーを交換するときは、
どこで給電を遮断するんですか? 特高の受電初めに立ち会ったけど色々手順面倒なのね
変電所と連絡取りながら >>939
なんでビックリするのかわからん
昔はDCファンって無くなかった?
>>938
誘導機だろうからできるんじゃない?
抵抗かましても一定速度で回ってたらなんか怖いぞ >>942
そうなのですか・・・
折角交流なんだからトランスかまして
降圧したらいいんじゃあるまいか
トルクが減って負荷に負けりゃ
滑りが増して回転数落ちる、と。
でも滑らせて回転落とすと、電流増えて危ないことも
あるとか脅されたことあるけど大丈夫なんかね・・・(´-ω―`;) >>937
残念ながら違う
P=VIcosφは習わなかったの?これは図ではうまく表されないんだよ
その面積はVIsinφになる
問題は導出過程を含めて示せ、なんだから図上で答えを求める必要はないのでは? >>940
素人は上位のブレーカーを切る
プロは絶縁手袋をして通電中の端子のビスを緩め線を外す
プロは基本的に電源を切らない
モーターやヒーターもいちいち止めはしない
ブレーカーから線を外せば止まるからプロは無駄な手間を省略する >>940
家の前の柱上変圧器が載った電柱を移動するのを活線でやってたわ。
お陰で停電しなかった。 >>948
直流送電じゃなけりゃだけど
ゼロクロスタイミングで消弧せぇへんの? >>949
そんな簡単に消弧できてたらみんな苦労しないだろ 溶棒を気化させたプラズマの電流経路が形成されているならともかく
活路電線を解放させて生じる程度の放電なら距離をとるなりすれば抵抗値も増えるし
それこそゼロクロスタイミングで消弧せえへんの? 200V以下の低圧なら刃型スイッチもあるほどで大丈夫
それより三相の1線だけ外すと欠相になるほうが心配 >>944
あらやだ。今日教科書を読み直していたのですが、
円筒型同期電動機の場合は
電力は(VE0sinδ)/Xcらしいですわよ奥さん・・・ >>955
だから両者が一致するんだよ
問題の図中の記号を使うと
P=VIcosφ=(EV/Xs)sinδ
最後の式は電力やってるなら知らない人はないほどの常識でこれを導出するのが出題意図だと思うよ VEsinδは(図とは別のだけど)平行四辺形の面積ですよね・・・ >>954
欠相保護ついてれば電磁開閉器でトリップするから大丈夫
なくても負荷がヒーターなら大丈夫
負荷がモーターで欠相保護なくても回転数が落ちて電流増えて
閾値を超えてればサーマルトリップするかブレーカートリップするし
電流増えても問題ない範囲内であればそのまま電線が少しずつ熱くなるだけだから
次の一線を素早く外せば大丈夫
プロはムダな手順は踏まない >>958
・・・とすると、参考までにお教え願いたいのですが
もしKYBの出荷検査すると想像すると、
NG判定を出して再調整することは
無駄な手順といえましょうか?!(・∀・;) 別件、質問です。
水力発電の勉強をしていて、サージタンクについて疑問があるのですが
これはどこ(何板)に行って聞くのが妥当でしょうか? もしも水理学板とかあれば
迷わないのですが、さすがにないでしょうし・・・(^^; 解説書読むと、サージタンクの位置が、こういう位置なんですぐわ
ウォーターハンマー(水撃)現象って水の慣性が引き起こすわけですから
発電所付近に設けなけりゃ意味が半減だと思うわけです・・・なんで
サージタンクを、そんな中途半端な位置に設けるのでしょうか? 意味がわかりません
という疑問です
なるほどねー
パスコンをどこに置くかっていう問題とのアナロジーで考えちゃうよな >>963
サージタンクは負荷変動に伴う水量調整とそれより上流の圧力変動を緩和するのが目的
水車のケーシングや水圧鉄管は圧力変動に耐えるように設計する >>963
発電所近くにあったら激しい勢いで溢れますがな >>963
サージタンクから発電所間の圧力管路は一般的に地山から露出して設置するし、負荷急減時には
水撃作用で急激に圧力上昇するので965も記したようにその最高圧力に耐えられる鉄管を用いる。
但し高圧に耐えられる太径鋼管は非常に高価。
ダムまたは取水頭からサージタンク間は地中であるし一般的に管路勾配がとても緩やかなので
太径鋼管より安価な現場打ち鉄筋コンクリートの圧力トンネルを採用するのが一般的。
但しコンクリートは水撃作用のような急激な圧力変動に弱いので水撃作用が集中する屈曲点に
サージタンクやヘッドタンクを設けてタンク内の水面変化で圧力トンネル内の水圧上昇速度を
緩慢にして圧力トンネルの破損を防ぐ。
あと、サージタンクやヘッドタンクは取水に混入してきた空気が水圧鉄管に流入しないように
気水分離して空気を逃がす機能も併せ持っている。
空気混入量が多い水がタービンに入るとキャビテーションが酷くなってタービンの寿命を縮めるので
これも重要。 >>967
上部開放の煙突状にしたら同じ水位まで流れ込んで溢れますなw
開放型じゃなくて閉塞路にし、上方に高圧の空気を封入しておくことで
急激な閉路時に空気がばねとなって体積を変化して慣性移動を制動するまでの
緩衝剤になってくるんじゃないかなぁ、とおもいました。
>>968
なるほどつまりサージタンクより先は丈夫だから大丈夫!ってことっすね
キャビテーションは一様でない流れで負圧形成時に局所的に蒸気圧を下回る部分で
気化が生じ、空隙を支えられず押しつぶすジェット水流で隣接部位が懐蝕するらしいですが
教科書にはむしろ空気を入れることで緩和するような記載がありました・・・が、
いま教科書を見直してみましたが、それは吸出し管の上部か。
溶け込んだり気泡状態で混入するとむしろキャビテーションを悪化させるんですね、勉強になります・・・ありがとうございました!
>>963
ざっとググった限り>>967の単純明快な説明であってそうな感じだけどな
例えばこの本のp.696には
https://books.google.co.jp/books?id=Cv9LH4ckuEwC&pg=PA696
"An ordinary surge tank is a cylindrical open-topped storage reservoir,
as shown in Fig.. 10.37, which is connected to the penstock at a point
as close as possible to the turbine."
と書いてあって、タービンのできるだけ近くに設置すべきという考え方は間違ってないっぽい
例えばこの本のp.231を見ると
https://books.google.co.jp/books?id=5gl_14spZI8C&pg=PA231
空気封入式のものはAir chamberといってサージタンクとは別の扱いになってる
ただ、One-way surge tankというものもあるらしく、これだと設置場所の水頭に制限はなさそう >>969
その水圧がかかる大容量のチャンバ
施工半端無いすよ
その煙突構造を水圧鉄菅が兼務している、その先にチャンバがあるとイメージすればいい おぉー! これまた勉強になります、m(_ _ )m >>970
One-way surge tankは、上水道送水管などで送水ポンプが急停止した場合などに送水管下り勾配頂部付近で
水柱切れを起こして真空を生じる現象を防止するために設けるタンクです。
送水管とタンクは、タンクから送水管向きへのみ通水する逆止弁を介して接続してあり、送水管内で
生じた水撃作用を吸収したり緩和する機能は全くありません。
圧力管路式水力発電所では、定格出力運転状態において数分間分に相当する水量がサージタンク内に
常時貯留するようサージタンク容量と標高を設計してあり、負荷急増時にはこの貯留水量を管路へ送出して
管路の異常負圧(=管路圧壊)を防止しますので、水力発電所管路にて純粋なOne-way surge tankが
設けられることはありません。 >>973
ありがとうございます
One-way surge tankは水力発電所にはあまり関係ないんですね
すみません、963の疑問を手っ取り早く解説してくれてる文献がありました…
(質問者さんはもう見つけてるかもしれませんが)
密閉型エアクッションサージチャンバーの安定性
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscej1984/1992/456/1992_456_29/_article/-char/ja/
この本も(pp.385-386)
https://books.google.co.jp/books?id=XU64AQAAQBAJ&pg=PA385
単純すぎる理解かもしれませんが、要するに
・サージ低減の観点からいえば、タービンの近くにエアチャンバーを置いたほうがよい
・しかし、地質的に岩をくりぬくだけで密閉空間を作れるノルウェーと違い、日本ではコストがかかりすぎる
ということみたいですね
この形式は今現在でも日本での採用例はないんでしょうか?
(あるいは、既設発電所の改修例としてはすでに存在してた?) >>974
「サージ低減の観点から言えば、タービンの近くにエアチャンバーを置いたほうがよい」と、ありますが
日本の圧力導水路と圧力鉄管を組み合わせた方式の流込水力発電所の設計理論では上のような考えは
見聞した事はありません。
事業用の数千キロワット以上の大容量水力発電範疇の話ですが
タービン直近にサージ吸収装置を設けた場合では、負荷急増時の水柱切れ(水柱分離)を補償できないし
水圧鉄管のサージを吸収した後に上部の圧力導水路のサージを吸収する事になるので、水圧鉄管よりも
遥かに長距離で容量の大きい圧力導水路の保護が難しくなりますので結局、圧力導水路と圧力鉄管の接点
にサージ吸収装置が必要になり、水撃作用のほか負荷急増時の短時間負圧の補償も行えて構造簡単な
上面開放型のサージタンクが性能上でも経済性でも有利になる場合が大多数だと言えます。
それに、タービン部分や水圧鉄管部分は鋳造鋼や圧延鋼板製ですので最悪サージに耐える構造で製作
しても、遥かに長大で大容量な圧力導水路の強化に比したら安いものですので、土地やコストをかけてまで
タービン直近に密閉型エアチャンバーを設ける意義はとても小さいとも言えます。
但し、短距離な水圧鉄管のみの低落差マイクロ発電では、密閉型エアチャンバーやアキュムレータが有利
になる事例もあります。 負荷が急変すると管路の中が一部真空になるっていうのはどういう現象なんですか?
負荷急減だと流れ続けた水のエネルギーが途端に余剰になるからとかそういうのが原因ですか?
急増だと流れ続けている水のエネルギーでは足りなくて過渡的にどこからか補填されてとかそういうことですか? >>975
うーん、こちらは理論的なというか理想的な単純化したモデルを頭に描いてるので、
現場の実務者の方が頭に描くイメージとの齟齬があってすれ違ってるんだと思いますが
>タービン直近にサージ吸収装置を設けた場合では、負荷急増時の水柱切れ(水柱分離)を補償できない
十分な容量のエアチャンバーを設けることができたと考えた場合、
(コスト面等でそんな大容量の圧力容器を現実的に作れるかという問題はさておき)、
タービン近くに置いた方が配管の圧力損失の影響を受けることなく
流量変動を吸収できると思うんですが…
逆にタービンから遠くに設置すれば、
途中経路の配管の圧損の大きい部分で水柱切れを起こすことは理解できます
>水圧鉄管のサージを吸収した後に上部の圧力導水路のサージを吸収する事になる
これもよく分かりません
そういう二段構えの考え方をするとすれば、
水圧鉄管のサージを吸収したんだから上流の圧力導水路にサージは生じないと思うんですが…
ちなみに>>974の本にも
"it can be located near the turbine, thus providing surge-control and improving load-response characteristics of the system"とあります
>>970の別の本は開放型サージタンクの話についてですが
タービン近くに設置すべきという点においては同じです
ともあれ、現状、日本では大容量水力発電においては密閉型エアチャンバー方式は
コストに対して利点が大きいという認識は一般にはなさそうなことは確認できました
ありがとうございました >>978
物作りで大切なのはバランス
コストと性能あるいはある性能と別の性能とは相克することが多い
どうバランスを取っていくかが設計という仕事
この場合は圧力変動対策で大掛かりなタンクを作るより圧力部分を丈夫に作ったほうが経済的
圧力トンネルは丈夫に作ると高価になるので確実に保護したいというバランス >>978
念の為ですが、私は密閉型エアチャンバやアキュムレータ類の否定論者ではないし
開放型サージタンク信者でもありませんよ。
実際、小規模な自家用水力発電設備の新設で密閉型エアチャンバを選定しタービン入口弁直近に
設けた例もあります。コストパフォーマンスと安全性で優位ならば贔屓なく採用します。
前レスの内容に分からない点があるとの事なので、
水柱切れ(水柱分離)を補償するために貯留水を注入する装置は、水柱切れが多発する箇所に設けるのが効果的です。
タービン直前で水柱切れが想定されるのであれば、タービン直前に挿入を検討します。
日本の電力事業用水力発電所では河川と急傾斜地に挟まれた狭隘な場所に立地する例が多く、タービン直近に
大容量な密閉型エアチャンバやサージタンクを設置するのが地理的にも費用的にも困難なので、タービン直近に
これらを設けないで対応する技術を発展させてきた面もあると思います。
>水圧鉄管のサージを吸収した後に上部の圧力導水路のサージを吸収する事になる 。
水撃作用の高圧波動は、ある速度をもって管路中を移動伝搬します。また、水圧鉄管と圧力導水路は弾性係数、設計強度、断面積、流速、勾配、定常圧力(水頭)が異なりますので、水撃作用の
キッカケがタービン入口弁であっても圧力導水路の方が先に危険な圧力(水頭)に達する場合が多いのです。
「水圧鉄管のサージを吸収したんだから上流の圧力導水路にサージは生じないと思うんですが… 」
これは、水圧鉄管と圧力導水路の材質と特性、勾配が同一の場合のみに言える事です。
>>974、>>970の書籍の内容は、基本的に既知理論の応用展開ですし、特定のモデル水路に関してはは尤もだと思いますし、同意できます。
ただ、モデルと実際は同じではなく、一義的に圧力導水路と水圧鉄管の接点に開放型サージタンクを設けるより
タービン直近に密閉型エアチャンバを設けた方が効果的かと問われれば、否定せざるを得ないという事です。
「密閉型エアチャンバー方式は コストに対して利点が大きいという認識は一般にはなさそう・・・」
「利点が大きい」と仰っていますが、電力事業用大規模水力発電所に関しては否定します。
有効落差に相当する高圧気体を常時内蔵している危険性、高圧圧力容器に関する法令、国の方針の点だけでも実現は現況難しいと思われますし、精査した訳ではありませんが、現在常識的な
圧力導水路に開放型サージタンクを設ける方式と比してコストは大きくなると思われます。 小さい規模のみ適応ってことは、水柱分離(負荷急減)や負荷急増時に
吸収/放出するために必要な水量が水力発電所の規模ごとにあって、
規模が大きくなってくると密閉型エアチャンバでその水量を確保するのが難しくなるってことなんですかねぇ・・・(^ω^;) 質問させてください。2kW程度のモーター流用した小水力発電の引き継ぎをしたのですが、
その流用モーターが適切かどうかアドバイスいただけないでしょうか。
#ちなみに前任者は父で昨年、他界し意図や選定理由などは聞きそびれています。主にコストだと思いますが。
モーターは三菱のMM-CF352、定格2000rpmのものです。
水車から加速器を利用して1500rpmでの運用を考えていたようですが、振動や発熱がひどく
運用に耐えていません。
本来なら低速回転、高圧、高トルクのモーター発電機が良いと思い、自動車のオルタネーター流用や
中華製の300〜600rpmで動く風力・水力発電モーターの購入も検討しています。
しかし中華製に関しては中華の販社からは特性表など得られないため二の足を踏んでいます。
MM-CF352でも高圧にできれば電流値も下げられて発熱も抑えられると思うのですが。
ちなみに発電電流はパワコンに入れています。 私は全然わかりません、
ですので下記質問に御答えいただいても私は回答できません、が、
とはいえ情報が不足してはいないか不安がよぎりました。
・落差
・水量(平均、渇水、最大、など?)
・水車形式、仕様、出力(回転速度やトルク?) 自動車のオルタネータは非常に高速回転
エンジン軸から増速している
常用回転域が広いだけかもしれないけど >>984
落差 2.5 m
流速 2.2 m
水力 300 l/s
上記は資料によって数字がちょっと違うので暫定としてください。
山中なので冬以外は割と水量一定です。
水車形式はクロスフローです。
実測の水車の回転自体は60rpm程度でした。
なかなか専門分野外なので苦労しています。個人的には電験三種目指したはいますが。 >>985
調べるとアイドリングで1400rpmとのことで、ちょっと高速回転過ぎますね。
現状1500rpmでも問題なのですが、やはり高速回転では水車の据え付け基礎からの
振動も生じてしまうので、速度そのままなら設計自体を見直す必要があると思っています。
ボルト留めなので溶接するだけでもかなり振動は改善すると思われますが。
600〜1000rpmくらいで安定運用できればなと思っています。 水力発電の式はmgh(位置エネルギ)の変形で9.8QHηだから
効率ηはこの際、無視するとして、
9.8×流量0.3立米×落差2.5m=7.35[kW]やね。
MM-CF352って3.5kWらしいから過負荷やね・・・(^p^;) クロスフロー水車って流量調整できるらしいから
水量をフルには使わず、半分ぐらいに絞ればちょうどええんやね? 流量は確かにコントロールできるので、流量の問題より
流用したモーターが適切なのかを相談したいのです。。。 >>987
あと、自分の印象基準ですが
2kWぐらいだと、変速機を使うとロスの割合が結構多いと思います それと余計なお世話と思いますが
個人の河川の規模ではないと思いますが、その辺は大丈夫でしょうか
(許認可とかややこしいのかなと) >>993
そのあたり、高速で回すことで発電量を稼ごうとしたのだと思います。
電動機としての定格に近づけるという感じで。さすがに2000rpmは無理でも。
構造は
水車軸 > 水車軸プーリー >タイミングベルト > 変速機軸プーリー > 軸継手 > モーター軸
となっています。軸継手まで並行なのが良くないのかなぁとも思っています。
いっそ水車軸と変速機を軸継手、さらにモーターに軸継手で直列にした方がよかったのかなと。 >>994
はい、許認可は得ています。
父は割とその界隈では長年、水力発電を趣味がてらやってまして。
少し名前も知れています。狭い範囲ですが。 もしかしたらメーカー起因の性能差かもしれんけど
http://www.smallhydro.co.jp/products/crossflow.pdf
総合効率80%ぐらいあるらしいよ・・・
やっぱり過負荷で振動してた可能性もあるんじゃね(^p^;) 2kWでも1500rpm回って発電できてりゃそれでいいだろ
水車なんだから元の水力が何kWあろうが
発電機にそれ以上負荷掛かるわけでもなんでもない
定格回転超えるんなら選定ミスだけどな
取り付けを剛にしとけ だめだ
60rpmで2kW伝動をベルトでやるもんじゃねー
チェーンにするか水車と全部直結しろ このスレッドは1000を超えました。
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