どんな信号系にも「暗騒音」「背景雑音」ってのはあって、基本的にそれより小さい信号は扱えず、
また、最大値も決まってきて、この「最大値/背景雑音」をダイナミックレンジという。
平均的な人間だとそれは130dBくらいとされるが、聴力損失が40dBの難聴だとかなり有効域は狭くなるもの。

暗騒音はふつう静けさを示す「シーーーン」ってのがそれと考えられるが、人により「キーン」だったり「ち〜〜〜」だったりして、
特に強く感じられる場合を「耳鳴り」と呼ぶ。
多くがその人個々の「特性」で、慣れればそれきりだが、気になり出すと際限なく気になり、不眠や不安、緊張で日常生活が破壊されることがある。

もし「超音波テロ」なら、物理数値として騒音計で計測できる。せいぜい¥5万〜6万程度で、
人の耳感度に合わせたラウドネス特性や、物理計測用のフラット特性で計測できるから、試してみてはどうだろねぇ。
それと聴覚神経炎など器質疾患があるかどうかは耳鼻科に行って調べて貰った方が良い。
酷く疲れていたりすると、暗騒音が極端に大きく聞こえることは普通にあるぞ。通称「耳鳴り」と呼ぶが。