信用情報を照会すればバレる嘘は注意が必要
さらに申込者情報(年収、携帯電話、勤務先)はスコアリングだけでなく、個人信用情報との照らし合わせも行います。

信用情報登録機関には、金融事故情報や支払い情報などの異動情報や多重申込みなどのネガティブなクレジットヒストリーが登録情報として保存されているので、発行会社の担当者にはそれらの情報を簡単に照会されてしまうのです。

ですので、「嘘の申告をしてもすぐにバレてしまう・・」ということも、知っておいた方が良いと思います。

「自分の信用情報がどうなっているのか不安・・」という場合には、CIC、JICC、全銀協の3機関の中から情報開示請求を行います。

各カード発行会社がチェックする内容に不利な点がないことを確かめた上で、カード発行申込みをすることが理想的です。

なお、個人信用情報を開示して何を見れば良いかについては、信用情報ここを見れば十分で詳しく解説しています。

個人信用情報機関はCRIN情報という共有システムによって各社が抱えている事故情報(返済情報の支払い遅延部分(遅延情報・延滞情報)・ブラック情報)が共有されています。

ですので「CICは問題ない!」とか「JICCは大丈夫!」と高を括ることなく、例え金融事故者でないとしても、1度は自分の信用情報を開示してみてください。そうしますと、客観的に自分の状況を確認することができます。

初回の利用では利用手数料が発生してしまいますが、再開示は無料ですることができます。

クレジットカード選びをする人の中には、「キャッシング枠やショッピング枠、各種特典が重要!」と考える方々も多い実情があるようですが・・。

カードのサービスや特典情報を集めるのではなく、自分自身の属性や個人信用情報。そして各社の審査基準などを中心に情報解析した方が、カード発行に辿り着き、発行カードを受け取りやすくなると思います。