UDタクシー 普及に地域差

東京6263台、徳島3台
補助の有無、影響

車いす利用者や高齢者も乗りやすいユニバーサルデザイン(UD)
タクシーの普及に地域差が生じている。
国は導入を推進し、購入費用を補助しているが、6000台以上ある東京都に対し、最少の徳島県は3台にとどまる。
自治体による上乗せ補助の有無が影響しているとみられる。

(UDタクシー
→年齢や障害の有無を問わず利用できるよう設計されたタクシー。介護タクシーと違って誰でも乗ることができ、運賃も一般のタクシーと同じ。
車いす利用者は車両側部や後部からスロープを伝って乗り降りする。)。

東京都6263台
神奈川県581台
徳島県3台(最少)和歌山県9台
愛知県640台
香川県10台

UDタクシーは1台300万円〜350万円と、セダン型より100万円ほど高い。
国は購入するタクシー会社に最大60万円を補助。
これとは別に東京都は同60万円、名古屋市は20万円、神奈川県も15万円を補助。
徳島、和歌山、香川各県は補助がない。
和歌山県は「導入は会社の収益につながる。自社の責任で対応すべきだ」とする。

車いす 乗車拒否3割

作業複雑 運転手「自信ない」

街中での流し、タクシー乗り場、電話予約の主に3通りでUDタクシーへの乗車を試みる調査が行われた。
結果は、3割にあたる32件で乗車拒否があった。
3通りの中では電話予約が29%と最も高かった。
「車いすは時間がかかり、受け付けていない」
「UDタクシーはあるが会社として難しい」など、電話口で堂々と配車を拒んできたという。

「月に1回ほど利用するが、乗車拒否に遭ったり、呼んでも乗り込むのに40分以上かかったりする。普及しても使えなければ意味がない」
「来年からは東京パラリンピックがあるのになんのためのUDタクシーか」と憤る。「普及しても使えなければ意味がない」と訴える。

拒否の背景には、乗車のために運転手が行う作業手順の煩雑さがあるとみられる。
大半をしめるトヨタ自動車製の「ジャパンタクシー」の場合、複数の工程が必要だ。
都内の運転手は「会社の研修は受けたが30分かけても設置できる自信はない」と漏らす。
都内のタクシー会社の担当者も「研修を何度も行う余裕はない。乗せる機会も少なく、運転手も忘れてしまう」と打ち明ける。


介護タクシーってのは障害者しか乗れないの?
運賃料金は普通のタクシーと違うの?
つか、車椅子はただでさえクレーマーが多いからなあ、そゆ意味でも嫌だろうなあ。
俺がJR東日本で働いてた時に車椅子旅客をタクシーに乗せた時、タクシー運ちゃんが嫌な顔をしてるように感じたのは気のせいではなかったのだろうか。
つか鉄道でも車椅子は「不当な」苦情多いし。正当な苦情なら仕方ないけど。
てか、流し 乗り場 電話予約の主に3通りって、
そもそもこの3通り以外あるんか?