東京の1極集中は、循環的にそうなるだろう。
人が住むから財政が潤う、財政が潤うから人が集まる。悪循環なのか良循環なのか分からんが・・・。

日本は給料から税金が天引きされるせいで国民の納税者意識が非常に低いから気づきにくいが、
東京都は住民税が非常に安い。日本の中でもかなり安いほう。

また、これは障害者にしか関係ないが、障害者への福利厚生は、東京都は他自治体を圧倒的に凌ぐ。自立支援医療への都負担学、医療費の都負担額、都営交通機関への乗り放題パス、西武バスといった民間のバスでも都の助成のため障害者割引が他の道府県よりも拡充・・・。
強いて言えば愛知県名古屋市が障害者にやさしいが、東京都はそのさらに上を行く。
神奈川県横浜市(政令指定都市)のように年々、障害者への締め付けが激しくなる自治体もあるが、東京都は人口が増えて財政が潤う以上、今後のサービス低下は考えにくいし、国としても首都の行政サービスは落としたくないだろう。


西武池袋線で言えば、清瀬と所沢では、一見すると、駅前に関して言えば所沢のほうが格上だ。清瀬駅前より栄えているし、高速バスも出れば電車は特急も止まる。
しかしそれでも、あえて清瀬市に住むという人が多いのは、「埼玉県」の所沢市と、「東京都」の清瀬市では、税金や行政サービス、障害者への福利厚生、が桁違いだからだ。

家賃相場も清瀬市のほうが高い。
清瀬と所沢じゃ知名度も文化も所沢のほうが上なようで、しかし「腐っても東京都」の強さから、家賃相場は清瀬市のほうが高い。

また、子供を持っている人にはやはり東京都は最高だ。

・公立学校でのすべての学校に冷房が設置(神奈川県小田原市のような中核都市でさえ冷房設置している公立小中学校は、なんと、1校もない)。
・組体操のような意味のない上に危険な行為は基本的に禁止(全面禁止の自治体は千葉県の一部など、まだまだ少ない)


まあ、埼玉県でも、さいたま市や新座市のように診断書代金の一定額助成などをやtっている自治体はあるが、あくまで市町村単位での話であって、東京都みたいな「都道府県」という単位で一律な助成があるのは東京都のみ。