この事件の如く裕福に見える余所者を迫害するムラ社会の話を聞くと、キツネ憑きを連想してしまう。
まあ山形に限らず日本海側って、古代は出雲族や高志族といったツングース系民族が支配していたんだな。
出雲が中央政権に平定されてからは、まつろわぬ荒蝦夷が東北で抵抗している。
蝦夷と言ってもアイヌ（擦文文化人）だけと思われがちだが、アイヌ（擦文文化人）は紀元前3世紀の寒冷化時に
北関東まで南下してきて、「内」という地名を残して温暖化した4世紀に北海道へ撤退している。
実際の蝦夷は、粛慎（「みし」はせ）、中央政権下で犯罪を起こした者、騎馬民族と新モンゴロイド系で、
山形の大きい町は早くから中央政権に平定されたが、人の住みにくい山奥はそうはいかなかっただろう。
まあ緯度とか農産物より狩猟が良いといった条件、好戦的で負けず嫌いな新モンゴロイド系が多いこと等を考えたら、
こういう地域性はあり得る話かもな。
83名無しさん＠お腹いっぱい。2018/05/10(木) 20:19:43.35ID:???
それに蝦夷の中には上記の罪人、騎馬民族、商人以外に、姥捨てや間引きされた者もいた。
そういう者は貧困に晒された子ども、老人、障碍者等の弱者なので、普通ならすぐ死ぬが、
稀に山の恵みや強盗・略奪等で生き長らえた者もいた。山姥とかが典型例だろう。
そりゃ裕福に見える者に嫉み恨みを抱いているもんだから、そりゃ平気で強盗や殺人を行うだろうな・・・
ちなみにナマハゲなどの鬼は白人か？と言われているが、もしかしたら黄河文明・遼河文明の担い手かも。
まず遼河文明の担い手がハプログループNのフィンランド・ウラル系の白人で、
実際に三内丸山遺跡にもハプログループNの遺骨も発掘し、北東北にもそのNの遺伝子を持った人がいる。
もっとも山形と言えば「天からの食い物」という昔話を連想してしまう。
