20年くらい前の自動車保険みたいなんだよな コンビニFC契約のありかた

「対人無制限、対物3000万で保険料○○円です」程度のざっくりとした説明を受け、わっかりづらい申込書にサインして自動車保険の契約を締結

いざ事故が起こると、保険会社は「それは約款(やっかん)に書いてありますから/それは約款に書いてありませんから」と約款(≒規定集)をたてに
被害者保護なんかそっちのけで,保険会社自身の利益追求(=保険金をできる限り払わないようにする)を最優先

当時の保険会社は
「判子ついたのはオーナーさんですから」「判子をついたんだからあなたが全部悪いんです」と言っているコンビニ本部とそっくりだった

これじゃいかんと当時の大蔵省/金融庁が保険会社に
『契約者に保険の内容をきちんとわかりやすく伝えろ。どれだけの人があんな細かい字で書いてある約款を読むんだよ』
『保険加入者と遺恨を残す様な契約のあり方はダメだ。きちんと説明しないお前らが悪いんだからな』という指導を入れて
徐々に変わっていったんだけど…

コンビニ業界は経産省管轄(コンビニ本部の味方)だから、「加盟者の保護・契約の適正化」なんて指導が入ることは未来永劫ありえないな
コンビニ本部は10年後も20年後も「ハンコついたのはオーナーさんですから」と言い続けるんだろな
ま、10年後にコンビニという業態が残っているかわからんけどな