タナイチは純愛

ズキン…ズキン…いたい…いたい…
「これは契約なんだ。仕事の、ね。」
なんでこんな…
「男の癖に可愛い男のキミの所属がどこなのかわからせるためさ。」

タナイチは純愛

カチャカチャチリンチリン
ちょっと動く度に服の下で音が鳴っている…気がする。
乳首と玉袋につけられた鈴付きピアス。
プライムタワーのC2P事務所内ではいつも気をつけて歩いている。
なんでこんな…。

タナイチは純愛。

「キミは私の所有物なんだろう!?それをこんな…!!」
あたりに散らばる同じ角度の顔した絵。
スターオーシャン、FGO、クッパ姫…
「任天堂に媚び売ってるのか!?スクエニに尻尾振ってるのか!?塩川と寝たのか!?ああ!?」
ごめんなさい!ごめんなさい!
「先生!お願いします!男の癖に可愛い彼に施してください」
い、痛いのは嫌!
「痛くはないよ。麻酔で少し寝てるといい」
こうして僕の太ももや頬尻には下品なスラング(SHIP fuckerやpoi等)のタトゥーが掘られ
背中にはデカマラと腕を組んだ巨漢のタトゥーが掘られていたのだ…。
(デカマラと腕組巨漢は性欲の象徴であり、欧米ではこのタトゥーがある男は仕事のためなら誰とでも寝る枕ビッチとされている)
なんでこんな…。

タナイチは純愛。