そして退院の日。
イチソが目にした田中謙介は酷い有様だった。
【】「あぶぅ!あぶぅ!シコシコ!かがでシコシコ!」
脳をヤラれた後遺症で知能が著しく低下しているのだ。
しかしその影響で力加減のリミッターがなくなり以前よりますます手がつけられない状態であった。
そしてエロいことと悔しさまはそのままであるという最悪の状況。
【】「いずもはアナル!いずもはアナル!イイ!!イイ!!」
イチソ「(絶句)」
しずま「じゃあよろしく頼むよイチソ君。君は絵を描くこと以外は何一つできないんだし仕方ないよね」
しばふ「あー・・・頑張ってねイチソ君?きっとそのうち回復するよきっとたぶん」
斎藤恭子「絵の仕事もちゃんとまわすからえーとよろしくね?」
厳重な扉が締められる。
監禁、というわけではないが、イチソにはとても重たく閉まる音だった。