http://president.jp/articles/-/16387?display=b
今のJRは、喫煙者に対して感謝の気持ちを忘れていないだろうか。
喫煙者の医療費と非喫煙者の医療費を比較しても明らかに喫煙者の
医療費が少ない(本誌2012年4月2日号)。
東京に住んでいるならクルマの排ガスのほうを問題にすべきだし、
西日本では中国からのPM2.5の健康被害も甚大だ。
どうせ何を言っても結論ありきの禁煙ファシストは放っておくとして
厚生労働省ももう少し冷静な議論を喚起する努力をすべきだ。
世界の潮流はむしろ喫煙者を大事にする方向で進んでいる。
例えば、タバコを吸うヤツは時代遅れと言われていたが、最近の
海外映画では喫煙シーンが増えてきた。オバマ大統領をはじめとして
タバコを吸うセレブも多い。それは海外での超一流ホテルに
泊まってみてもわかることだ。
ニューヨークは国連もあるせいか“国際基準”で禁煙フロアは
優遇されていない。
いまだに「禁煙、禁煙!」と騒いでいるのは、日本人と
一部の中途半端なアメリカ人だけだ。世界は禁煙ファシズムの
怪しさに気づき始めた。
禁煙ファシストは、「タバコは百害あって一利なし」というが、
心の健康やストレスを扱う免疫学の医療分野では、喫煙が健康に
いい影響を与えていることが確認されている。
サラリーマンにとってのメリットは、なんと言っても喫煙が
出世の近道だということだ。1日中、机に座ってPCに向かっている
タバコを吸わないサラリーマンがいる。よく仕事になるなと不思議に
感じる。自分の会社の幹部の顔ぶれを思い出してほしい。
営業成績が特によくなくても調整能力だけで取締役にまで上り詰めた
人が必ずいるはずだ。逆に営業成績だけがいいヤツにはろくな人間が
いないだろう。
営業成績をどれほど残したところで、それだけで出世させていたら 会社の経営は必ず傾く。企業のリーダーに求められるものは、営業成績と
上司や部下とのコミュニケーション能力の2つなのだ。