0001Eてれマン2016/06/08(水) 02:32:57.86ID:pl8TcLF9
「石狩学園って、どこかを探せば本当にあるかな」
独りつぶやき、僕は台所でへらへら笑っていた。
「兄たん」
さっそく妹がやってきた。すでに目がぎらぎらしている。いつもの展開だ。
「なーに、妹ちゃん」
趣向を変え、甘やかし兄の方向で攻めてみる。多少べたつくだろうが、なにかまうものか、石狩だからといって北とはかぎらない。
「X JAPANのライヴに水もっていったほうがいいですかね」
ほうれ、いきなりおいでなさった。まあでもこのくらいのことなら、ホリエモンならずとも想定範囲内だ。
「知らん。つか、まだ活動してんの、あいつら」
だから、僕の口調も自然とくだけたものになる。ところが、妹としてはまさに兄のそんな態度がカチンときたらしい。
「アスファルトに書かれた数字45……」
ぼそぼそとささやき後ずさっていく。語尾などはかすれてほとんど聞き取れない。さすがにやりすぎたかとこちらが反省してしまうくらいの怒りの表出だった。
「年寄りは気持ち悪い」
そして、台所には僕一人が残される。今度のつぶやきには北も南もなかった。ただ、ぽっちゃりメイクぜんぜんかわいくねえ、という心の叫びが余韻となってたなびいているだけだった。
0954名前は誰も知らない2016/10/26(水) 21:45:58.80ID:8pUHbw6w
. / ./ {. { j , } .!
,' ,' i ヽ、,\-┘ '-y、 i |8
! , ! ! ./,, ==ゝ、 _ノ__,ヽノ 丿 i !
t | t ヽ、/ '' 〃_)i. ` ´ rf´)iヾ,ヽ/ 丿ノ わけの分からない事ばかり言ってないで
. \ t. ゝ-v’ { i、リ! |f_j| ,'_ / ´ たまにはわけの分かる事言いなさいよ
` ‐- !ゝf ‐、 -‐‐' ヽ .ヒタ .fノ あ・な・た・た・ち!
', l } .:::::::::. ,〜-┐ .::::::. }| ヾ、
l ゝ、_` / l ,.' ! }.}
ノ _. \ { ,' , イ ヽ ノノ
t ‐--‐' / `/"ヽ` 、 ヽ - ' _,-'⌒!`` =''
` ‐-ッ' ./ { .∧ ` ー
ゾイドへの報酬はなかったことにしてほしい。突然誰かに切り出されたらどうするだろう。ゾイドをめちゃくちゃに叩き壊すか、あるいは英語で何かを言うか。いずれにせよ迷うには違いない。
「どうしよっかなあ……レイター」
そして、俺は今まさにそのような状況に置かれているのだった。
「なんや兄ちゃん、ママがおらんと、ひとりで選べへんのかいな」
「そうや、あんま眠たいことぬかしとると、三角のお姉ちゃん呼んだるぞいど」
薄汚れた壁を背にした俺は、二人の男に迫られていた。レンタルビデオ店から出てきたところを無理矢理近くの路地裏に引きずり込まれたのだ。
「兄ちゃん、あんたロボコップのビデオばっか借りとるそうやないか」金髪に鼻ピアスの男が言う。
「ほんと、メカ好きやな兄ちゃん。あんま機械ばっか相手にしとると、人間味をなくしてまうぞいど」こちらはアロハを着た大男である。
どちらも人目でチンピラとしれる風体をしていた。
「バイビー」
はっきりと言いおき、俺は彼らの横を通り抜けた。ウクレレの骨組みだけは完成していたので、臆せずに歩を進めることができた。
驚いたことにチンピラたちは追いかけてはこなかった。バイビーできたのである。
警備の手薄さから髪を引っ張られた女が、いわゆる精神的外傷を負ってしまったのだという。
「ポスターから見つめてなかったよ」
マンションの一室に閉じこもり、ぶつぶつ独り言を漏らしては水槽の熱帯魚を眺めているそうなのである。それこそ一日中、飽くことなく。
当然、彼女の顔は日に日に細くなっていった。やせたわけではない。言葉どおり顔の幅が狭くなったのだ。
彼女が不幸だったのは、気にかけてくれる家族がひとりもいないことだった。両親はとうの昔に鬼籍に入っていたし、唯一の肉親だった弟も先年に亡くしていた。孤独、だったのである。
「もはや、まさに、なかんずく」
薄暗いマンションの一室、青白い微光に顔を照らされた彼女は、いまもどこかでつぶやいていることだろう。
0960名前は誰も知らない2016/10/27(木) 20:57:02.93ID:iQ/iAt2M
. / ./ {. { j , } .!
,' ,' i ヽ、,\-┘ '-y、 i |8
! , ! ! ./,, ==ゝ、 _ノ__,ヽノ 丿 i !
t | t ヽ、/ '' 〃_)i. ` ´ rf´)iヾ,ヽ/ 丿ノ もうやめて!
. \ t. ゝ-v’ { i、リ! |f_j| ,'_ / ´ やめてやめてやめてちょうだい!
` ‐- !ゝf ‐、 -‐‐' ヽ .ヒタ .fノ あなたたちおかしいわ!!
', l } .:::::::::. ,〜-┐ .::::::. }| ヾ、
l ゝ、_` / l ,.' ! }.}
ノ _. \ { ,' , イ ヽ ノノ
t ‐--‐' / `/"ヽ` 、 ヽ - ' _,-'⌒!`` =''
` ‐-ッ' ./ { .∧ ` ー
全裸なしげ子オバサンの足は顔の近くに、実に卑猥な姿なんで…興奮した僕は舐めてしまいした…
0962名前は誰も知らない2016/10/28(金) 12:41:19.06ID:2UG0rAqC
後から後からじゃんじゃん出てきてさあ大変!
「姉ちゃん」
「あほれ、ふーらふら……ん、なーに」
「ちょっと話があるからさ、一旦踊るのやめてくんないかな」
「いいわよ」
「あのさ、原宿ってあるじゃん」
「あるね」
「もしもだよ、誰かが原宿って言おうとして、間違ってハラジュコウって口すべらせちゃったらさ、バッタとか飛んでくんのかな」
「うん、くるね。それも大群で。人類滅ぼすぞぉって勢いで」
「あ……」
自宅の居間である。僕は姉と向き合い対話していた。今日も今日とてフラダンスにいそしむ姉は、不意に入った邪魔にも怒ることなくにこにこしている。ある日の昼下がり、ふと訪れた哲学の時間だった。
「話はもう終わり?」
「う、うん」
「んじゃ、お姉ちゃんフラダンス再開するね」
「ど、どうぞ」
そう応じるしかなかった。原宿バッタ説を持ち出したなら、当然否定されるものと思っていた。「バッタ? こないこない」と。そうしたら、そこから話を展開させていくつもりだった。まさか肯定されるだなんて。
「あ、ほい、ふーらふら」
カルチャースクール仕込みの見事な踊りが目前で繰り広げられる。付け入る隙などみじんもなかった。
意味なんてない意味なんてないんだよ
今日も課金する親の金で
明日も課金する親の金で
仕方がなかったオイラ悪くない
作っておくれよチキン南蛮
どうしてなぜこんなことに
アタシバカになっちまう
…そして明後日は自分の金で課金するだろう
cha-cha-cha boyzn
cha-cha-cha boyzn
cha-cha-cha boyzn boyzn boyzn亀吉ィ?
狸のシミチを呟いて
サタヌ・コモツァを蝶にして
サパヌァ
0967名前は誰も知らない2016/10/29(土) 01:08:59.56ID:weCkKYnS
例の委員会が次の刺客を差し向けたらしいぜ
熱した砂で手を洗うとそこそこきれいになる、という豆知識をさも自分が発見したもののように吹聴している男がいる。報せを受けた私は早速現場へと駆けつけた。
「ナーゴ」
砂っぽい路地裏、一匹の猫が値踏みするような目を向けてくる。さすがに膝は折らなかったが、私はしばしのあいだ言葉を失った。要するにまたしても担がれたのである。
「ピンクのめけめけ」
とはいえ、やって来たからには務めを果たすよりしようがない。払いの呪文をとなえ、そっと猫の横腹を押してやった。こうなってはもう惰性である。
「ナーゴ」
こちらのそんな屈託が伝わったのかどうかは知らないが、猫は一声泣いて去っていった。
え、猫の毛色を最後まで明らかにしなかったじゃないかって? ふふ、それはね……ふふふ、ふはははははは。
風雲急!!
この動きは革命級ぞ勿論最大まで行!MAXベット!ベット!
風呂道具用意して待っとけや!
鉄の味が口中を支配している
うっかり、背中を噛んでしまったのだ
背をつたう血の筋を意識しつつ
私は自身の味を噛み締めていた
すると、ふとひらめいた
(…血は、磁石にくっつくのではないだろうか)
世紀の大発見を予感し、私は胸を高鳴らせた
それに呼応するかのように
そそり立つ私のモノを眺めた
するとまた、ピンときた
(「亀●」という言葉をメタファー的に捉えると
男性は2つの頭を持つ事になる
すなわち、「総統閣下」を「双頭閣下」と表記しても
あながち間違いではなかったのだ!)
「ユーレカ…」
私はそう呟くと、止め処ない感動に
滂沱の涙を禁じ得なかった
「ユーレカ!ユーレカ!!ユーレカ!!!」
多幸感に包まれた私は、気が付くとそう連呼しながら
ジャガイモ畑を爆走していた―
イッツソー フィール
アブソリューティー ピース
アブソリューティー シュンヤ
アブソリューティー ラヴミー
アブソリューティー フィール
ディン・タイム!(人が人に逆巻く皿洗いを「強要」したのだ!)
ディン・タイム!(愚かなドワーフ!愚かな紙魚!愚かなマーチングバンド!三度に一回チームを解散するのだ!)
0974名前は誰も知らない2016/10/30(日) 01:42:38.99ID:jrV3DFo/
0976名前は誰も知らない2016/10/30(日) 12:02:43.63ID:aUzw7O51
/ ., l , i
( ( 乂 .l .ハ l
ヽ、__て,,、__,,ゝ丶-ヘ,,___、,,( l ここまで荒れた惨状・・
/´ ヾ ,,==、 ´,,==、゙゙┬ .人 その源を辿れば
!/ l (゚;。); .('';.).! ゝ、_ .) 貴方達2人が元凶なんですよ!
.( l. ~ / ''゚'' ´ /´ )
ヽ/ .! ヽ ' ( ) いい加減、反省して下さいッ!
( ヘ ー-─' ゝ、. ゙ヽノ
ヽ、,, \  ̄ 人 丿
ゝ、`'' 、_ _,, .イ、 ` ,__..ノ
`アy  ̄ ン ヽJ'''`
┌''~ \,, - ' ´ ゙'.,ゝ、_
近頃、姉からよく頬を張られている。べちばちべちーんと。いわゆる往復びんたというやつだ。いわく「皮膚と皮膚がたてる打撃音、いいのよね」とのこと。
当然、そのつどあらがいはするのだ。わざわざ人の頬をたたかなくたって、自分の手を打ち鳴らせばいいじゃないか、と。すると姉はこう返してくるのだ。
「マシューボ、あなたマシューボよね」
引き下がるしかなかった。だってそうだろう。実の姉に潤んだ目で見つめられ、マシューボを持ち出されては、弟として何が言えるというのだ。
「お姉ちゃん」
「弟よ」
結局はそんなメロドラマを繰り広げたあげく、階段の中程で二人して固まってもたもたすることになる。そして、たまたま通りかかった母親からこんなふうに注意されてしまうのだ。
「そんなとこでふざけてると危ないわよ」
最近、大塚愛を大塚サボイへ改名させるための活動をしているのだが、いまひとつうまくいっていない。
「もしもし。あの、このごろひっきりなしにニュースでやってる沖縄問題なんですけど、うちわの別の呼び方になってませんよね」
「午後1時、ちょうどをお知らせいたします」
関係者に片っ端から電話をしてみても、上のとおり梨のつぶてなのである。
いや、わかってはいるのだ、女性シンガーソングライターにとって、改名が死活問題だというのは。僕だってそこまで世間知らずではない。
が、そこをゆずれないのもまた事実なのだ。だって想像してみてほしい。Mステで黒メガネがこう言うところを。
「はい、次は大塚サボイちゃんです」
おそらくスタジオに居合わせたミッシェルガンエレファントはこうつぶやくことだろう。
「九州に現れたすごく悪い奴」
ロシアの商売百合デュオも、雨の中で抱き合うに違いないのだ。
せっかくだからハロウィンネタ
魔女は女でも男でも魔女、と言うらしい魔男ではなく
魔法使いは、それではどうなるのかね…?
因みにオレは魔法つかいだ、専門は悪意を感じ取る能力
これによって物陰から飛び出してくる無灯火糞チャリや
大声や大きな音をたてる奴の真意を見抜くことが出来る
ネタバレすると魔法でも何でもない、故意にと無意とでは
音質が違うから、慣れれば誰でも理解可能だよ…
0981名前は誰も知らない2016/10/31(月) 22:05:49.77ID:p5MstQuM
パンストかぶって強盗したけどモンタージュ写真はなぜか俺の顔だったな
サマナーじゃね?
そんな合言葉で開講されたエギング教室。
0983名前は誰も知らない2016/11/01(火) 08:52:05.32ID:ghi9J8qp
自己同一化願望を拗らせたのが破滅の根本的な原因
投影ではなく愛を識れ
Dr.殲滅は苦悩していた。頭を抱え、うんうん唸っていた。医師でありながらあらゆる生物を根絶やしにせずにはいられない、己の中の矛盾を持て余し苦しんでいた。
「ああ、なぜだ。なぜ私はこうなんだ」
彼は身をよじり、頭をかきむしり転げ回る。そのあいだにも、体の下でいくつもの小さな生物が圧死していった。
誰かが言ってやるべきなのだろう。改名してはどうか、と。いっそのこと、Dr.慈しみにしては、と。
縄帯を著すという言い方が絶えて久しい。すべては移ろいゆくのだろう。言語も、人の心も。『君の名は』のタイトルが『洗面所は』み変更された理由と同じように。
Dr.殲滅は思考する。ロート製薬にケチャップを販売してほしいと願った男は、なぜその活動を記したブログにおいて、ケプチャという誤記をしでかしてしまったのか。
答えは風の中である。
0985名前は誰も知らない2016/11/01(火) 13:25:01.76ID:RdQ9YK/c
ちん毛ヒロイン
0988名前は誰も知らない2016/11/02(水) 04:05:51.73ID:OrZmr+h/
もやし殿下
0990名前は誰も知らない2016/11/02(水) 05:51:01.24ID:Y49mAhLQ
穴さえあれば何でも出来る!
便器ですかーーーーー!!!
0991名前は誰も知らない2016/11/02(水) 08:51:25.65ID:fLY28OWU
説得のネタがなくなった場合は歌で誘導しろ
0992名前は誰も知らない2016/11/02(水) 20:37:30.68ID:9z3Q1/JA
地面に種付けオナニ部族
さぁーて、来週のサザエさんは
ワカメのワカメ酒
サザエのワカメ酒
フネのワカメ酒
の三本です
来週もまた見てくださいね!じゃんけんポン・・・ウフフフフ
0999名前は誰も知らない2016/11/03(木) 08:01:23.40ID:0DkZ7/Rb
先に理論値を算出してからの突き詰め作業はほどほどにね。
ファンキー加藤の胸奥に広がる暗黒を彼自身の楽曲にきちんと反映させることができたなら、そのときこそ真のニヒリズムを備えたロックミュージックが生まれるだろう。
そんな思いをめぐらせながら私が道を歩いていると、前方から店員風の男がやってきた。
「チンポコ見せて」
「いやだ」
時候の挨拶を交わしすれ違う。濁りのない水滴であれば、多少は袖にかかったってかまわない。彼、すなわち店員風もそう考えたのだろう。遠ざかる足音とともに、背後からこんな声が聞こえてきた。
「いつか必ず見てやるからな」
できることならクリスマスの日にしてくれ、と私が思ったのは言うまでもない。
10011001Over 1000Thread
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/冫、 )::: 1000だ
__| ` /:::: スレ立てろ
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/ ヽ / /:::
/ /へ ヘ/ /:::
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