>>120の続き

つまり、アディマクラウンの展開する
連鎖販売取引を装うマルチ勧誘の実態は、

『組織外』の一般消費者(ビジネス登録しない愛用者)に対して
物品販売(役務提供含む)等の事業活動による利益はなく
組織参加者間のみの「金品配当組織」とみなされます。


■連鎖販売取引 解説1 第1項
http://file.bitmaster.satsumablog.com/bg_2018rensa191.png

(3)なお、無限連鎖講と連鎖販売業の相違であるが、無限連鎖講は、
組織参加者間の「金品配当組織」であり、組織参加者の収入は
後順位者の支出によってのみ賄われ、組織外からの収入がないため
終局において必然的に破綻する性格のものである。

これに対して連鎖販売業は、物品の販売等の「事業」であり、
組織外への販売等の事業活動による利益が十分に得られるようなものであれば、
必ずしも破綻するとは限らない。
すなわち、無限連鎖講は、物品・権利の販売や役務の提供という
経済活動が伴わない点及び破綻が必然的である点において、
連鎖販売業と区別される。

もっとも、連鎖販売業であるとして物品・権利の販売や役務の提供を
標榜している組織であっても、経済活動の実態がなく、
単なる金品配当組織として無限連鎖講に該当し得る場合もあり得ることから、
両者の区別については、実態に即した判断が必要となる。

↓ ↓

要約すると

■無限連鎖講は
・組織参加者(会員)間の「金品配当組織」であり
・組織参加者の収入は後順位者の支出によってのみ賄われ
・組織外(一般消費者)からの収入がないもの

■連鎖販売業は
・物品の販売等の「事業」であり
・『組織外』への商品販売等の事業活動による利益が十分に得られるもの