「何かを信じ込ませる技術」というのとは違うんですね。
基本はいろんな事を自問自答するに必要な「心の土手」を低くする技術だからね。
本人は「とても爽快な気分」でいると思いますよ。
人間というのはそんなに意識していなくても常に自分の行動や発言に対して「自問自答」している生き物なんですね。
「こうしちゃったけど良かったのかな」とか「あんな事言っちゃったけど大丈夫かな」なんてね。実は
この半分無意識に行われる自問自答というのはけっこうなストレスを人間に与えています。
この傾向が少し強くなって、それが或る程度長く続くと「うつ病」になるくらいのストレスです。
その自問自答が弱まる訳ですから本人には非常に大きな「爽快感」が発生します。
そのため、その爽快感を手放す様な「苦言を呈する友達」を避けて、同じように「
心の土手」を低くした仲間と行動を共にすることが多くなるわけです。
或る意味、その時の言動は躁うつ病の躁期に類似します。
