>>462
人間の血液にはHLAと呼ばれる白血球のパターンがあり、人は自分と違うパターンのHLAを持つ 「異性」 のニオイにひかれる傾向があるそうです。
これは自分や近親者と異なるHLAを持った異性を配偶者に選ぶことで、より多様な免疫機能を持つ子孫を残そうとする本能によるものと考えられています。

さらに、人はキスで男女の相性を確かめているようです。
キスをした瞬間、相手の唾液から分泌される成分が脳に信号として送られて、
相手の健康状態は良好か、遺伝的に近親性はないかなどのチェックが行われます。

OKならばドーパミンが放出されて快感が得られ、NGならばストレスホルモンが発されて拒否反応が出るという仕組みです。
これはキスが上手か下手かとは別の問題で、「子どもを産んで健康的に育てるのにふさわしい相手かどうか」を本能的に判断するのです。