25日、兵庫県尼崎市の阪神高速でトラックの運転手が死亡した事故で、トラックに追突したスポーツカーを運転していた医師がてんかん持ちであったことが分かり、警察に逮捕されました。

25日午後、尼崎市の阪神高速神戸線で、スポーツカーの「ポルシェ」に追突されたトラックが横転し、運転していた会社員の手槌一郎さん(70)が死亡しました。
警察によりますと、その後の調べで、ポルシェを運転していた、兵庫県芦屋市の医師、久保田秀哉容疑者(50)が、去年3月も医師の診断によりてんかん発作で車の運転を止められていたことが分かりました。
久保田容疑者は事故でけがをしていましたが、警察は容体が回復したとして26日、てんかん過失運転致死の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、調べに対し、「弁護士にしか話しません」と話しているということです。