そもそも野口整体の危険性は、開祖である野口晴哉自身が認めています。

例えば、 野口整体の施術を受けたことにより、
「熱が出てきたり、痛みが起こってくるというような
急性病に似た変動が起こり、稀には高熱の出る人も出てくる」
(整体入門、ちくま文庫 p64)。

そして、こうした体調不良が、
「一日のうちに通ることもあるが、数カ月にわたることもある」
(前掲書 p65)。

野口整体の施術を受けたことにより生じた
上記のような体調不良の状態が健康に良いという科学的検証はないのだから
http://www.sciencecomlabo.jp/request.html?page=15
(2016年12月30日の投稿を参照) 、

上記の野口整体の施術により生じた体調不良は、
単なる健康被害でしかありません。

しかも、高熱が出るなど、相当に重大な健康被害が、
数カ月にもわたる危険性があることを 、野口晴哉自身が認めています。

こうした健康被害の危険にさらされている消費者の立場からは、
消費者を保護するために、
野口整体に対して公正な法的規制が加えられることが望まれますが、実現していません。

消費者を健康被害の危険にさらしたまま、
危険な野口整体の施術が野放しにされているのは、
野口整体とその背後にいる関係者の政治力によるものだと考えられます。

自分の身を守るために、消費者は十分に警戒してください。