【膣内射精障害克服の一つのアプローチ】
自分が膣内射精障害と気付いた時にまず始めたのが、オナ禁である。
間違ったオナニーで感度が鈍ってしまったのだから、オナニーをやめることで感度を取り戻そうとした。
しごく真っ当な方法論であるように思えるが、しかしオナニーをしないということは、性器を勃起させないということであり、「使用されない機能は衰える」という格言通り、今度はイケないどころか中折れするようになってしまった。
彼女にフェラされてても、途中でフニャフニャになってしまい、寒い日に性器を外気にさらした時のように小さくなってしまった。
「今日は疲れてるのかな・・・」と取り繕ったが、内心はかなりショックであった。
オナ禁で感度を取り戻し、セックスでイクことを目指していたのに、射精するどころかセックスすら十分に出来ないとは。

オナ禁で感度は少しは良くなったような気もするかな〜とは感じたが、勃起不全に陷ってしまうのなら元も子もない。
またオナ禁を継続していると自分の場合はセックスへの渇望が薄くなってしまった。
思考も中性的になり、男性としてのある種の獰猛さが失われていく気がした。
また例えオナ禁しても、今までのオナニーでの射精とセックスでの射精とのギャップは永遠に埋まらないわけであり、単なるオナ禁で障害克服を目指すというアプローチには限界を感じた。

そこで両者のギャップを架橋するようなことこそ必要ではないか。
今までのオナニーでの射精とは違う、よりセックスに近い射精体験が。