●どんな病気か
  副腎皮質副腎皮質ステロイドホルモンのひとつ、アルドステロンの分泌が過剰になるために起こる病気です。
アルドステロンは腎臓に作用し、体のなかにナトリウムと水分を蓄えるために高血圧になります。
また、尿のなかにカリウムを排泄する作用をもつため、このホルモンが過剰になると血液中のカリウムが減り、筋力が低下したりします。
 もともとまれな病気と思われていましたが、最近、検査法の進歩に伴い、高血圧症の患者さんの5〜10%がこの疾患といわれています。