糖質やカロリーを摂取するだけだと極端な痩せ型のリスクは無くならない
>>652を含め最低限の筋肉が必要

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO88128220W5A610C1000000
2014年に発表された、BMIと死亡リスクに関する51の研究を分析した報告では、がんや慢性肺疾患などの疾患が原因で低体重になっている人たちを除外しても、BMI18.5以下のやせの死亡率は普通のBMI(18.5〜24.9)の人たちに比べて1.8倍になるという結果が出ている。
日本では30歳代以下の女性のやせ傾向が目立つが、若い女性のやせは、将来の骨粗しょう症とそれに伴う健康寿命短縮のリスクや、妊娠する力の低下、生まれくる子供の健康にも影響が及ぶ可能性があるので注意が必要だ。

http://www.dm-net.co.jp/calendar/2018/027943.php
田村氏によると、20歳前後の頃の体力で40〜50年後の予後や疾患が予測できるという。若年女性では「食べない」「運動をしない」「痩せている」という志向性が目立ち、結果として年齢が進んでからの肥満や2型糖尿病、骨粗鬆症、寝たきりにつながる骨折につながりかねない。
 痩せた人は肥満者と同等かそれ以上に死亡率や糖尿病の発症率が高いという調査結果がある。詳しく調べると、痩せた女性の38%が耐糖能障害で筋肉量が少ないことが関連している。
 運動不足、低BMIは骨量低下や骨折のリスクであり、転倒・骨折・関節疾患は女性の介護となる 原因の33%を占める。栄養の充足している場合、少なくとも18歳以前に強度のある運動を行うことが、骨粗鬆症の発症予防にもっとも効果的だ。

http://www.dm-net.co.jp/calendar/2018/028068.php
筋肉は人体の中でブドウ糖を貯蔵する最大の臓器だ。やせており筋肉量が少ない女性では、食後に十分な量のブドウ糖を筋肉に取り込めず、高血糖を生じやすいと考えられる。
 また、筋肉への脂肪蓄積は骨格筋の質の低下(インスリン抵抗性)を引き起こし、ブドウ糖を筋肉に上手く取り込めず高血糖となる可能性がある。
 やせた女性では、筋肉の「量」の低下や「質」の低下が生じているおそれがあり、そのような女性では糖尿病の発症リスクが高くなることが示された。

http://epi.ncc.go.jp/can_prev/evaluation/2830.html
今回の研究の結果、中高年の日本人にとって死亡リスクが最も低くなるBMIは、21-27に範囲であることが示されました。