そもそも、野口晴哉の評価は、
”野口先生くらい、毀誉褒貶の大きく分かれた人は、いないだろう”
という程度のものです
(「回想の野口晴哉」(ちくま文庫)p47)。

これはどういうことかというと、
”野口晴哉の施術が非常に良い“という人と、
”非常に悪い“という人が五分五分だったということです。

そして、”非常に悪い“という評価が表に出てこないのは、
整体協会が苦情を黙殺しているからでしょう。

国民生活センターが指摘しているように、
施術と被害の因果関係を証明することは難しい状態です。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20120802_1.html

ところが、既存のメディアでは“非常に良い”という意見ばかりが取り上げられ、
“非常に悪い”という意見が無視されています。

そのため、なぜ“非常に悪い”という意見が生じるのかが検証されておらず、
野口整体の危険性や問題点が野放しにされています。

このような現状で野口整体の施術を受けることは非常に危険です。
自分の身を守るために、消費者は十分に警戒してください。